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日本一周 北海道編6 [バイク・クルマ]

殆どの人に憶えが有るのではないだろうか、まくら投げ、あの底抜けに楽しかった。

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計画らしい計画と言えば、北海道に行く!くらいだった。
知床の圧倒的な壮大さに感覚がマヒし、気が付けば休みも所持金も底をつきかけていた。

とりあえず札幌まで戻ってきたが、やっぱり金欠に陥った若者だらけ、類は友を呼ぶ。
大通り公園をうろついていると、金に困った?のをネタに異様に盛り上がる馬鹿笑いの同類達だ。
「札幌駅なんかいっぱいだよ」「じゃあ、天気も良いし、芝生の上で寝るか!」ワハハ・・・

日が暮れると。
寝袋の投げ合いで噴水のプールに入れてしまい、それを取りに行くヤツまで現れる。
修学旅行以来だなぁ~暗がりでのバカ騒ぎなんて、何でもアリの様相で夜は更け行くのだった。

大通り公園の芝生上でごろ寝、違った意味で北海道の何処より楽しかった。

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寝袋を広げ干し、雨合羽を着込んで寝るヤツに朝から大笑いだ。
泣く程笑いあった即席の仲間だけど、バイク・自転車は関係なく帰ってからも写真を送りあった。

多分この時、ツーリングの魔力に引き込まれ始めていたと思う。



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日本一周 北海道編5 [バイク・クルマ]

北海道を走ってみて、”らしさ”の感じ方は人それぞれ。

地平線まで真っ直ぐに伸び、信号が何時までも無い道路。
でも、アメリカのそれを予めインプットして行った自分の場合、「う~ん、日本は限界が・・・」
だった。

確かに内地とは、開放感が桁違いだけど。

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宗谷岬で色々聞いた中でも、熱さ最高に教えられたのはカムイワッカだ。
とにかく行け!知床だ!カムイワッカの滝壺温泉だ!
語り手の飛び散る唾を拭いながら、「そんなに凄いんだ」と、自分まで熱くなっていたと思う。

1979年、世界遺産?何それ?だった頃、岩尾別からダートに変わった道を走ると、カムイワッカ川に着いた。
そこからちょっと先にゲートが設けられていたが、夏でも自分のバイクでカムイワッカまでは行けたのだ。

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川と言っても殆ど沢登り、大汗を掻きながら行くと段々硫黄臭が漂い、流れがお湯化してくる。
いい加減”へつり”が嫌になってくると、良い湯加減の滝壺に着くのだ。
海パンなんて用意していない数人は、なりふり構わず素っ裸で飛び込み直ぐ仲間になった。

銀塩カメラだからちゃんと写っているかは後のお楽しみ、自分のはボケボケだったけどフル〇ン仲間から後日こんな写真が送られてきた。
ゼンマイ式セルフタイマーをセットし急いで滝壺に、笑いを噛み潰しながら写った一枚だ。

この写真を観ると、滝壺温泉から望むオホーツク海が鮮やかに甦り、知床病にかかってしまった。
それでその後、毎夏・都合4回も・・・函館に上陸すると一気に知床を目指すのだ。
また、日本一周のきっかけになった地でもある。

やっぱり自分にとって、北海道=知床だな~



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日本一周 北海道編4 [バイク・クルマ]

初めての北海道ツーリングで、必ず目指すは日本最北端の地だ。

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北海道の1日目、サッポロハウスYHでようやく落ち着いて寝られた・・・訳が無い。
門限21時・消灯23時、当時は禁酒が勿論、非常に健全な宿泊施設である。
しかし血気盛んな一部?若者の瞼は財布以上に軽く、廊下やミーティングルームの片隅での情報交換は、終わりなき様相を呈する。

既に各所を巡って来た者から、これからの者は情報収集を貪るが、大きな輪の中心には必ず話し上手が居た。冷静に聞けば明らかな眉唾話も多かったが・・・

色々聞いても、結局はまず宗谷岬を目指す。
札幌から稚内までは約350km、関東から名古屋までの距離だが本当にあっという間だった。

♪ハマナス揺れる 宗谷の岬
エンドレスで曲が流れ続ける土産物屋が立ち並ぶ、かの有名な・・・
他には特に何もないが。

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「ハミ禁と集落の40km/hだけは気ぃーつけや、後は好きにしてかまへん」
あながち大袈裟ではなかった、本当に物見やぐらまで有るのだ。
白バイのお世話になっているのは、ハイになり過ぎた内地ナンバーバイクばかりだったね。
でも地元の4輪には最初驚いた、安全地帯に入ると豪快に飛ばす、良いの?みたいに。

とにかく定番の記念撮影を済ませると、「ああ・ソ連はすぐそこか」と感傷に浸るのであった。



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日本一周 北海道編3 [バイク・クルマ]

支笏湖ではほぼ晴れだった。

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こうなると暑いくらいなのだが、あくまで”くらい”で爽やかさは変わらない。
日本最北の不凍湖らしいのだが、おおっと叫ぶくらいで特に感動なし ^^;

辺りをうろうろしていると神戸ナンバーのRD君と親しくなり、今夜の宿を相談してみる。
「ええっ、決めてないんかい!」       ハイ。
だって特に計画なんかしていないし、車にも夢中だったから金なんかないし、あっ寝袋だけはあるよ。
YHは一応会員だったから、「よっしゃ!いま電話してくるさかい」で決まった。

「昨日殆ど徹夜で埼玉から来たんやろ、しっかり寝とけや」     ハイ。

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記念撮影をしてもらったけど、驚いたことにこの場所は現存するんだね。
wikipediaで確認すると全く同じ背景がある、いや何とも言えない気分だ。

YHユースホステルにはこの後何度も救われた。


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日本一周 北海道編2 [バイク・クルマ]

走り通しで青函フェリーに駆け込むように乗船したが、船倉には既に夥しい数のバイクが縛られていた。

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大型トラックの隙間と言う隙間には、内地ナンバーのバイクがびっしり押し込まれているのだ。
数的にはトラックや乗用車より多いくらいで、それは壮観な光景だったなぁ~

そして、2等ごろ寝船室にはあちこちでバイク乗りの塊が出現、同じように北を目指して興奮冷めやらぬ若者が唾を飛ばしあうのだ。
これまでの武勇伝を誇り合い、今後の情報を交換し合い、もう仮眠どころの騒ぎではない。
お陰でほぼ一睡もせず気が付けば憧れの函館港、元気いっぱいの若者たちは更に目を輝かせる。

函館港に着いたのはまだ未明だったが、とにかく走りたくって仕方ない連中だ。
乗船は一番最後のバイクが真っ先に出されるから、まだ暗い函館港にバイクの排気音が轟くのであった。

生憎の天気で寒さ想像以上、しかし「これが北海道か!」逆に喜んだりしながら洞爺湖に着いた。

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昭和新山に着くころには天気は回復したが、関東とは比べるべくもない爽やかさに、感激しながら北海道ツーリングは始まった。



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日本一周 北海道編1 [バイク・クルマ]

昭和54年・1979年、日本一周ツーリングを決意したのは、この夏の北海道でだった。

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先日ミラジーノにリアスピーカーを付ける際、旧い4輪用パーツ保管箱を引っ張り出したら、懐かしいアルバムも発見した。
作業の手を暫く止めて眺めていると、伏流水が湧き出る様に鮮明な記憶が蘇るのだ。
40年近く前の数々の出来事が、つい昨日の如く・・・

この写真は北海道ツーリングの前日、準備を始めた時に撮られたものだ。
大きなリュックサックを背負った、「カニ族」と呼ばれた団塊の世代に引き続き、「ブンブン族」(「ミツバチ族」)と称し始められたのが我々だ。
いずれにしろ夏になると北海道に渡ってくる、北の地の人々から見た”内地”の若者達である。
そう、各地を巡っていると「内地から来たの?」、頻繁に地元の方から問われたものだ。
ちなみにその翌年、ツーリング先の沖縄では「本土から来たの?」であった。

この10時間後の午前4時、750km先の青森に向け4号線を北上し始めた。
飯と給油とトイレ以外ノンストップで、青函フェリーその日最終に向け走り続けるのだ。
灼熱の仙台、一転して寒かった十和田・・・

この季節になると、何故か血が熱くなる。



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おもちゃの延長 [バイク・クルマ]

ネットが当たり前の存在になり久しいが、時々少し考えさせられる記事にあたる。
たまたま見つけたこんな記事に、えっ、まだ「三ない運動」なんて有ったんだ!と。

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とりあえず”トイザらス”から画像を拝借したけれど、この子供は本文と関係が無い。
ただ、現在バイクを弄っている時の自分は、ここで遊んでいる子と変わらないなと思う。変わらない所か基本的に全く同じだ。今までも、多分この先も。

『世界に冠たるクルマとバイクの先進国である日本の将来にも関わる課題だ』
こんなシメで終わっている記事だけど、「三ない運動」が始まった時点で、若者のクルマ離れも始まっていたと思う。
色々と功罪を羅列してあるが、そんな事はとっくに議論しつくされた感が有る。普通にバイクからクルマへ移行し、それらを謳歌し未だに忘れられない。
忘れられない所か、謳歌が続いているオジサンとしては ^^;

それよりまだ続いていたあの「縛り」に深いため息をし、今度は本気そうだなと感じ始めると同時に、逆に今更何故?と思ったりする。きな臭さみたいなものを、勘ぐったりして。
バイクが売れなくなれば、クルマも同様になるのは当然だ。

男の子がクルマや電車やロボット等々の玩具に興味を示すのは、誰かに勧められたから?教えられたから?そんなことは無いよね。
逆に小さい頃は何のしがらみもないから、自ら興味の湧く物でしか遊ばない。段々と大きくなるにつれ対象が、より具体的に、より複雑にはなるけれど、根本的には変わらない筈だ。
先日遊びに来た娘が言うには、ミニカーに夢中になっている我が子を見ながら、「私の場合はママゴト→セーラームーン→ハローキティ」だったらしいが、女子の事は分からない ^^:

男子の興味が次第に、本物のバイクからクルマに移って行くのは、ごく自然な事であった。兄貴や先輩の姿を追うようにだが、逆に親や何十歳も離れた大人には、反感こそすれ憧れはしなかった。
自分もようやくバイクに乗れるとワクワクしている時に、その夢を突然奪われたらどうであろうか。憧れの兄貴や先輩が落胆する姿を目の当たりにし、自分の場合は夢を抱くことさえ無意味だと分かったら。
そして何時の間にかそれが当たり前になり、落胆や失望の次に来るのはシラケだな~

クルマなんて、単なる移動手段としての道具でしょ、その割に金食い虫だしさ。
バイク?雨が降ったらどうするのさ、夏は暑そうだし冬は寒そうだし、対象外だね。
電車やバスが有るから(自分も電車通学だった)、必要性なんて感じないし、そもそもスマホにお金かかるし。
まだそこそこ荷物が積めて、エアコンが付いてる軽自動車の方がマシじゃん。
えー、おっしゃる通り ^^;

我々の対象はカッコが良くて速いバイク、そしてクルマも同様であったが、もちろん中古が当たり前だった。
2ドアクーペ・ハードトップ、セリカ・スカG・サバンナ・240Z・GTO、無理したソレ・タコ・デュアルなのにかえって遅かったり。ダッシュクーラーが付いていると羨ましかったし、エアコン?何それ?
そして少し落ち着いた先輩から「いつかはクラウン」だな、と言われれば大きく頷いていた。

中古車の選択肢がほぼミニバンや軽自動車になり久しいが、本当に移動手段としての道具に成り下がったクルマかもしれない。
大体若者に金が無いのは昔も今も変わらない。だから必然的に中古車しか買えないが、しかし何時かは新車をと夢見ていた。

将来、新車の消費者になる可能性が有る高校生の、第一歩を奪ってしまえばどうなるか。
人を殺める事さえ出来る包丁を、とりあえず取り上げさえすれば・・・

「謳歌とか美化しているけど、原因を造ったのはアンタ達だろ」、おっしゃる通りかも。
だからもうこれ以上は・・・何時もそんな気持ちになっていた。




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燃料噴射 [バイク・クルマ]

決して忘れていた訳じゃない。
正直、あまり気にかけていなかったけど・・・

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例えば、靴集め(そんなの有るの?)が趣味の場合、それを眺めたり磨いてみたり、何がそんなに楽しいのって思われるかも。興味が無い人から見れば。
えー、この例えが合っているのか分からないけど・・・でも庭履きなんかのサンダルはどうだろう。
このレッツもそんな感じかな。タバコが切れた!とか、パーツクリーナー無くなった!とか、セル一発でちょっとそこまでには、とっても便利なヤツである。
そんなアッシー君(死語だ)もいい加減キレるよね。考えてみればそろそろ十年選手なのに、1回も不満を漏らさなかったし。
でもそれは突然やってきた。

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モンキーを弄っていた時、ちょっとホムセンまでOリングを買いに行った帰り、突然息つきをし始めた。うーん、そろそろプラグくらい換えてやろうか。ちょっと解せなかったけれど。

なかなか良い焼け方をだが、頑張りました感も結構あるぞ。
そう言えば距離計は既に一周していたな~電極がこんなに減るのも無理ないな~
よしよし、新品に換えてあげるね。
「違う!違うんだってば」         レッツ君、何をまだ怒っているの  ^^;

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プラグを換えて試乗してみたが、全く症状は変わらずだ。
『おかしいな、ポイント?フロート?ジェット?』、えー旧い人間は、有りもしない事に考えを巡らす。
そして、むしろ酷くなってきたと思ったら、初めて走行中にFIランプが点灯したのだ。
「どう?これで分かるでしょ」、しかしただ狼狽え、更に疑問符の嵐に襲われる。
あのーFIなんだけど・・・Fuel Injectionなんだけど!
ハハハ、燃料噴射だった ^^;

しかし本当に良い時代だな。ネットで調べると、ECUに行くスロットルポジションセンサーからの配線に、断線し易い持病があるそうだ。

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うーんこれだな、直ぐに見つかった。ネット時代に改めて感謝だ。
しかし・・・たかがこんな配線1本で・・・とにかく重要なのね、頼りないく見えるけど。

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昔のとは比較にならないほどの、防水・防塵性を持つカプラーだけど、逆に今回のような場合はどうやって補修しようか?
簡単に分解でき無さそうなカプラーだし。ましてやギボシなんかどこにも使っていない。
またネットで色々調べるが、やはりハーネス交換が普通みたい。ヤッパ最近はそうくるのね。
で、断線箇所から辿っていくと・・・大変じゃん!以前やった、スカイウェイブでの外装バラし悪夢が蘇る。
しかも、配線のたった一ヵ所断線で全とっかえ?冗談じゃないぞ!

もうこれは、カプラーをバラすしかないな、ギボシ接続で鍛えたオジサンをなめんなよ ^^;

昔のカプラーは端子から爪が出ていたけど、今のは何も無いように見えた。でもさ、嫌がらせ?こんな細かいの、オジサンに優しくないぞっ。
仕方なく虫眼鏡を持ってきて改めて観察、こんなカプラー一つも驚く進歩だ←ウラシマか!
それはそうとして。あれっ、カプラー側から何か引掛けみたいのが出ている・・・
しかし要領さえ分かれば案外簡単だな、しかも確実にロックできる構造だし。ちょーしに乗り、生きている赤線までバラしてみた。

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色は違うけれど同じ太さの配線を、完全に金属疲労でちぎれていた残骸に、余裕を見て長めにハンダ付けした。これ持病らしいけど、真ん中のピンク線ばかり切れるの分かるな。元々短めだから、振動をモロに受ける。経年劣化は仕方ないが、ちょっと張り過ぎに思う。

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新たな配線を付けた端子をカプラー本体に挿し、あとは車体側のピンク線とハンダ付けするだけだ。そして振動の影響をなるべく受けないように、取り回しを考えながら車体に収納した。
試乗に出かけるが一発始動だしFIランプも点灯しない。また何時ものレッツ4に戻った。
繰り返すが、たった1本の配線だけで・・・それが今は当然なんだね。

でも、ちょっと寂しさを感じるのは何故なのだろう。

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サンダルバイクと言えば、まずこれを思い浮かべる、旧~い人間だ。
しかしバイク弄りの楽しさを教えてくれた1台でもある。とにかく安価に提供するため、それまでにない思い切りの良さは驚きだ。悪く言えば安物だが、久しぶりに造った2ストでもやっぱりホンダだった。

”パワーアップの手始めは圧縮比、まずはヘッドガスケットを薄手に”そう聞けばノートの表紙を切り抜いていた。
”絞りを変えると反射波が〇〇で充填率が◇◇”また新しい情報だと喜び、何処からか拾ってきたテレビアンテナのパイプを排気口に差し込んでいた。
”混合比は”で、ジェットニードルのクリップを・・・

何が功を奏するのか良く分からず、手当たり次第にやってみるも深まる謎ばかり。
あっ、1つだけ分かった事が有る、結局速くなったのはガソリンの減り方だけ。



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トルクレンチ [バイク・クルマ]

この前、W3のシリンダーヘッドカバーを増し締めしていた時、そう言えば最近トルクレンチを使わなくなったなーと感じた。
若かりし頃仲間が集うと、日産のL型を良く弄っていた。トルクレンチを使うだけで、通を気取り悦に入ったりして。
あっ、L型と言っても4気筒の方だよ、だってお金無かったしね。
それとトルクレンチって言っても、プレート式のやつだけど今は有るのかな。

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まだ有った^^;    なにこれ?って言われるかもなので、注釈を入れておいた。
でもこれを使うのは結構大変だった記憶がある。特に高トルクになると、う~んと唸り・締めながら表示値を読むのだけど、だんだん疲れてきて腕がプルプルする。そうするとプレートに刻印された数値を指す矢印も、当然震えるので余計読み辛い。その悪循環でさらに時間がかかる始末だった。
だけどコイツ関係だけでも、今となっては楽しい思い出が湧き出てきて、きりが無くなりそうだ。ロータリーエンジンのフライホイールナットの事とかね。
まあ、今でも使う人は居るみたいけど、やっぱり「カックン」式(プレセット式と言って!)のが楽なのは間違いない。ビンボー学生の昔は、プロの使うカッ君?に憧れた・・・物凄く高かったよ、やっぱし。

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そう言えば大分前に買ったはず、と探して出てきたのがこれ。何時頃のだったか思い出せないけど、少なくても十数年以上は経っている。兎に角、L型エンジンに夢中だった(大?)昔の記憶からすれば、とんでもなく安かった台湾製だ。まだ中華が台頭する前の時代だけど、今や当たり前のN(ニュートン)表示だけでなく、裏側には嬉しいKGが刻まれている。まあ、とりあえず表示されたN値を、十分の一にすれば良いのだけど・・・
やっぱり「きろぐらむ」でしょ!

女子の会話で「頑張って20N痩せたよ」、「えー!マジ?ウチなんか最近食べすぎで、50Nも太っちゃったのにぃ」こんなの聞いた事ない。
車のドア付近に貼ってある「タイヤの空気圧」ステッカー、何時の間にkpa(kg/㎠)なのよ!何でKGが(カッコ)に入れられちゃったのさ。
ニュートンとかパスカルとかたまに訳分かんなくなるし、
体重から直感できるKGが一番分かり易くね?

あーだ!こーだ!プンプン[むかっ(怒り)]                 もうやめた^^;

でもちょっと言わせてね、ポンドとかオンスとかガロンとかインチとかマイルとか、
Why American people!?


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コイツの凄い所、って言うか怪しさ満点だったこのcertificateシール。一本一本にシリアルナンバーと校正証明書だもん、かえって値段からして本当?と、いぶかる当時だった。だからあまり使わなかったし、やっぱり経験に裏付けされた自分の感覚が一番頼りになった。
えっ ホント?自分・・・こっちの方が怪しい^^;

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半分忘れかけていたトルクレンチ出てきたから、これは実際どこまで信じて良いの?で実験してみた。
身の回りにあるキッチンスケールとか体重計、寒暖計やはたまた血圧計・体温計等々、特に疑いなく何時も使っているよね。でも、これらは本当に信じて良いの、正確に言うと絶対値なの?
時計なんか最近は電波式がごく当たり前だし、テレビやラジオ等と幾らでも比較できるから疑わないが、その他のは正に「信じる者は救われる」だ。
誤解を恐れず言えば相対値を見ているだけだ。だから時々耳にする「ジムの体重計キライ!」、えーっとそれはね、自分ちの体重計が低めに出ているだけなの。

まあ、だから誤差範囲ってのが有る訳だけど、家庭用のは特に表示されていないのも多い。でもそんな事あまり気にしないもんね。家庭用とかホビー用とか書いてあれば、こんなもんだよって納得させる雰囲気もあるし。逆に言えばだから安く提供できるんだけど、業務用の場合そうはいかないから高い。例えば日本工業規格・JIS、モノによって色んな基準が有るけど、それに準拠させるのにコストがかかる。
更にそれの校正証明(基準以内だよ、ウソ言ってないよ)を発行してもらうと大変。トレーサビリティやらなんやらの書類が沢山添付されるが、モノ本体より高くつく場合もある。
それでこのトルクレンチ、なんとcalibration certificate(校正証明書)付いている。だけど、いかにもそれっぽくした紙一枚が、逆に怪しさ満点なんだ。←疑り深いヤツ

自分のトルクレンチの絶対値を量ろうなんて思わないし、量れる訳もないからあくまで「うん、こんなもんか」を、確かめたいだけである。で、こんな風にして量ってみた。レンチ握り部にダンボールを巻く、単管パイプに差し込む、バケツを吊るして水を入れる。完ぺきじゃないか!
だけど改めて画像見ると、何だかボンビー臭い絵だなぁ・・・

ただレンチに表示されているのが、kgf・mにしろN・mにしろ、ボルトから力点までを1mで実験するのが一番分かり易い。それに、力点までが短い0.2m程度のレンチで、直接量るのでは正確性が期待できない。
えっ、じゃあ水平性は?その赤い線は何?
だって吊るしたバケツが地面に・・・多少は良いのだ^^;

えー断っておくが、この後一切Nは使わない。全てKGである、オジサンとしては。
未だにNが嫌い(良く分かって無い)なんだなー、そう思ってもらっても結構だ!


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水は1ml(1cc)=1g、だから500mlづつこんな容器で量ったが、時々体重計でも確かめてみた。素晴らしいじゃないか、1回500gx12=6000g(6kg)だ。表示でもちゃんと6.0kgと出ている!
普通12杯も水を入れれば、累積誤差でなかなかこうならないが・・・誤差が出ないよう何回もやったよ。

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えー折れ線グラフなんかにしてみた。ちなみに実測データなんかも表にしたりして。こういった実験は、回数を重ねるごとに誤差が少なくなってくる。要するに平均化してくるんだね。
だから結構頑張ったのだ!だからグラフなんかにしてみたのだ!
って、単なる自己満足だけど。

トルクレンチをセットしたのが青線で、バケツに水を入れてレンチが「カックン」となった瞬間が赤線だ。それを6段階でやった訳だ。要するに試験荷重(test load)を、軽~重まで6種類変えてみた。

結論から言ってしまおう。
疑ってゴメン。

何が素晴らしいって?グラフを見て頂きたい、赤折れ線「バケツに入れた水」、その直線性である。
何度も言うようだけど、これ、あくまでも安物(ちょっと表現悪しだが)だ。
あまり使っていないのもあるけどね、10年以上前の製品でこの結果だもん。勿論、当たり前の保管方法はしているけど。

ネットで見かけたのを引用させてもらうと。
”アナログセンサにとっては直線性のみが重要であってそれ以外はさして重要ではない"
これの「アナログセンサ」部分を「アナログトルクレンチ」に置き換えると分かり易い。
ここの回答(3)だ。

誤解が無いように言っておきたいが、あくまでも直線性だけを賛辞しているのであって、メーカー添付の校正証明書の試験荷重→実測値(test load→actual reading)は全く気にしていない。

えー分かり易く言えば「この体重計、誰が乗っても〇〇kg多く(少なく)出るみたい」、これだ!
載せた表のデータで言えば、"差”の項がその原因に相当する。要するにバケツに水を入れてない状態でも、レンチ+単管パイプ+バケツ、それらの自重がトルクとして既に作用しているのだ。
これ以上書いてもくどいだけだから、もう止めておこう(十分くどい!)。

一つだけ付け加え。
今更だけど、製品に添付した紙切れが、校正証明書(calibration certificate)なんて表現は馴染まないなぁ。ただの社内検査書でしょ^^;

あっ、トルクレンチで思い出したけど、最近よく見かけるな、"黄帽子"とかで。
「お客様、ホイールナットの締付け確認をお願いします」とか言って、客の目の前で勢いよく[カックン]している若いスタッフを。
おいおい君、そこジワジワだから・・・ワタシャ頼んだこと無いから良いけど。

だけど自分は本当にトルクレンチを、正確に使う自信が有るか?そう自問自答してみれば、正直、う~~ん、かも。
今回改めて思ったのが、バケツに水を入れる際は出来るだけゆっくりやる事、じゃないと正確に量れない。ましてや実際の作業では、遥かに短いレンチで行うのだから。
そんな意味では現在主流のプレセット式より、プレート式の方がコントロールし易いかも。プレート式に根強いファンが居るのも、「分かっている」人達には手放せないんだろうね。

手持ちのトルクレンチが結構使えるヤツって分かったけど、多分今後も目安程度にしか使わないだろうな。
相変わらず最後は、自分の感覚を頼ると思う。

トルクレンチはあやふやな人間の感覚を、数値化させる数ある道具の一つである。
だけど作ったのは、そのあやふやな人間だ。だから・・・

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バイクは永遠の友・・・たぶん [バイク・クルマ]

えー、最近の買い物は、右手の人差し指次第であるようだ。
欲しいなぁ、でもまずいか、う~ん、どうしようかな・・・えい!クリック・・・
あはは、落札してしまった^^;

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ええっと、いわゆるナナハンですな、このバイク。
かなりマイナーなこいつだけど、非常に乗りやすくいくせに、驚くほどパワフルだ。
そりゃーエンジンはかつてのレーサーレプリカ、GSX-R750そのままだから。
兄貴分にあたるGSF-1200の華やかさに隠れたこともあり、非常に短命であったこのGSF-750だけど、事前(いや直近)の調査(web他)ではかなり好評であったからね。
とにかくよく曲がりぶっ飛ぶ、フォ~~~~ンって。

素敵^^

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でも、オークションで買った車両だからある程度の不具合は覚悟していた、と言うか、楽しみでさえある。
嬉しくも高そーな社外マフラーの付け根から、リベットのゆるみによる排気漏れを見つけてしまった。
暖気時にはポタポタと滴が落ちてくるし、手で揺らすと付け根がぐらぐらする。
これは分解してシールやり直しとリベット打ち直ししかない。

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4mmのドリルでリベットをもんでやると。


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相手はアルミであるからあっさりとこうなる。

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中身(消音材)を確認するとまだまだしっかりしているので、特に何もせずシール材であるシリコンシーラントを塗布して元に戻そう。シリコンは200℃程度の耐熱性があるのでまず問題ない。

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手持ちのリベットは若干?フランジの大きさが違ったが、気にしない^^;誰もそこまで見ない^^;

重低音を響かせ、元気に走り回っているぜぃ!



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