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本当に不思議 [650-RS(W3)]

今に始まった事では無いけれど・・・W3は。

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何故かまたオイル漏れが止まった。
漏れ始めるとしぶとく続いたりするくせに、相変わらず訳の分からない奴である。
そう言えばW3で動画を撮ったことが無いな~も有り、天気が良いので確認も兼ねて秋ヶ瀬公園まで行ってみた。

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飛び散る程のオイル漏れはいったい何だったのか、停車して30分程放置してみたけれど全く異常なしだ。
以前、場所は違うけれど、キャブ周りでも神出鬼没な症状に悩まされた事が有る。
う~ん・・・

それでいて忘れた頃にまただよね、多分。
まるで生き物の様な不思議さがある。



今回は思い付きでカメラをハンドルに、クリップマイクを背中の辺りに付けてみた。



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漢の予告 [650-RS(W3)]

モンキーやSTに弄りが偏っていると、黙っていない漢がいる。

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このお方である。
重鎮だから勿論放っていないし、走らせずともドライスタートを避けるため、週一のクランキングだけは欠かしていない。

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車体番号や型式がW1~3に変わろうと、原動機の型式だけは頑なに守り通す。
伝統のオイル漏れも、勿論譲らないのだ。

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不調をアピールする手段は大きく分けて二つ、走りを愚図るかその後にオイルでマーキングするか。
前者は分かり易いジャブやストレートだが、後者は見ていても分かり難いボディブローだ。
その昔、スーパーやホームセンターの駐車場には、オイルマーキング跡が沢山有った。
車両下の地面は、動力系の予告場所だから、漏れの特定に助かったものだ。

今では気にしもしない、漏れるのが当たり前だった頃の話だが。

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普通に何もないST

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予告を発し続けるW3

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予告を毎度気にしていたら、この系統のバイクには乗れないかもしれない。
過日W1SAオーナーと話をした際、笑いながら出した結論。
W1Eエンジンは漏れるのが当然な構成だと。全くである。

エンジンオイル、プライマリーチェーンオイル、ミッションオイル、各所別にオイルを要求する。
それらはパッキンやガスケットで保持されているのだから、それだけでも漏れの可能性が高くなるのは明らかだ。
その中のプライマリーとミッション間だけど、先日100km程度の走行後に、滴の飛び散りを認め覚悟を決めた。

覚悟?大げさではない、だって・・・
以前、ディスクの鳴きを解決したくなり、フロントホイールのスポークをばらし、単体にしたハブの振れまで修正した。
結局2か月もかかってしまったから。

この様なオイル漏れの場合、緊急性は無いけれど、やっぱり解決しておきたい。長期戦も頼りになるSTが居てくれるから。
しかしまた、W3のパーツリストを眺めながらの、楽しい部品探しが始まった。

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品番18が長孔になっているのは、プライマリーチェーンの張りを調整する際に、ミッション全体を移動させるためだ。
品番19のシールを交換すれば良いと”思う”のだが・・・

それだけで黙る漢ではない、多分。



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フォークオイル交換 [650-RS(W3)]

フォークオイルなんて気の利いたものは無かった。
だからシングルグレードの、「#30に#40を3割ブレンド」とかが、好きものの話題になる程度だったなぁ。

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その後ATFが、各メーカーのサービスマニュアルで指定されるようになり、「フォークも贅沢になったな」なんて会話していたほどだ。
だから去年インナーチューブを交換した時も、とりあえず普通のエンジンオイルを入れておいた。
今やごく普通のフォークオイルだけど、初期作動に変化が出るか確かめてみよう。

だけどボトルのデザインを見ても、カワサキは一目で分かる・ライムグリーンは。
アメリカでは忌み嫌われる色をあえて採用し、”グリーン・モンスター”にまで上り詰めた、カワサキカラーだね。
ホンダの優等生感、ヤマハのお洒落さん、スズキの・・・まあ中身はたいして違わないけど。

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W3の良いところは、フォークオイルの交換程度であれば、特に面倒な作業が無い。
ボトムケースにドレンビスが付いているから、トップボルトを外して放っておけばOKだ。
その間に他の所を点検しておこう。

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このフォークはZ2と基本的に共通だけど、Z2のダストシールに対しW3はブーツ仕様だ。
だけど此奴が困ったチャンで、あまりインナーを守ってくれない、水なんか殆ど入り放題になる。
勿論Z2のダストシールが使えるのだけど、やっぱりW3にはフォークブーツが似合う。
だから苦肉の策でグリスてんこ盛り、そうしないと錆の温床と化すのだ。

インナーと言えば去年・・・いわゆる大御所に、
「ああ、W3用ね。今ないよ。そうだなー3か月くらい先になるなー」、と電話で言われる。
ファインで有りがちな、素晴らしい対応だな。
とにかく、ぶっきらぼうな返答にキレた。

勿論W3の純正インナーチューブなんて無い、稀に出物が有ればとんでもない高値取引だ。
だから歌舞伎町から新大久保に向かう路地裏で、「シャチョー!W3の若いインナーがあるよ」と、怪しい兄さんからの声掛けを待つしかなかった。

もとい。
曲がりを発見した以上取り換えたかったので、汎用旋盤の老練な使い手に頼んだのだ。
インナーチューブに限って言えば違いは25mmの長さだけ、山ほどあるZ2用のリプロ品を加工してもらった。
一週間で出来上がり、費用も1/3で済んだよ。

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フォークオイルの量は165cc、見かけによらず慎ましやか。
その代わりに、荒々しい?バイクだけど。

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常にソーラーパネルで充電してあるから、末端でも電圧は正常だ。
バッテリーの元電圧から、大体マイナス1Vを表示する。

試乗に出かけあえて段差を選んで走ってみたが、初期動作も含めソフトな感じになった。
これで十分だと思う、鈍感な私には分からないし。
それ以上は望んでもいないから。

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並べて見ると、STのライトハウジングは大きく感じる。
最初から何となく思っていた事だけど・・・また楽しみが増えたみたいだ。

午後からは、STのキャブ調整をしよう。



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どぶろく? [650-RS(W3)]

年配の誰かから「親父に似てきたな」、若い頃そう言われると何処か反発していた。
俺は俺だ、と。
しかし・・・

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ちょっぴり春めいた陽気に後押しされ、久しぶりにW3で散歩に出かける事にした。
コースは浦和ICから東北道に乗り、久喜ICで高速を降りると言う何時ものお気軽パターン。
旧4号かライコランド経由で帰ってくるが、やっぱり早春は走り出すとまだまだ寒い。

たまらずSAに避難するという体たらくだ。

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トイレから帰ってくるとカップルと思しき二人が、私のバイクを見ながら楽しそうにしている。
近寄ると、
「あのーこれ、ダブサンですよね。俺のは”どぶろく”なんですよ#$%&」。
一瞬ワケが分からなくなり固まる・・・   ”どぶろく”  えっ、酒の話?
「今日は車ですけど、一人の時はダブロクばっかりで#$%&」

どうやらW650の話をしているらしいと分かったので、咄嗟にその場を繕い事なきを得たが・・・

帰宅後ネットで調べると、W650はダブロク・W800はダブハチで通っているらしい。
そうするとサイボーグ009みたく、ダブキューまで展開するのか?
なんて検索を続けていたら、去年W800のFinal Editionが出ていたのも分かった。

どうにも最近のバイク情勢に疎い、CBR250が単気筒だなんて先日知ったくらいだ。
そういえばW800の発表試乗会で、隔世のエンジンに驚いた記憶がやっとよみがえってきた。
4輪車で言えば、AE86がトヨタ・86で復活、みたいな感じかな。

親父が健在だった昔の事、テレビを見ながら、
「浦安にでっかいデニーズができるのか」と、真顔で言っていたのを思い出した。
違うよオヤジ!飯屋の事じゃないって・・・

段々その域に近付いていると、気づいた早春の昼下がり。



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ワタシニ電話シテ下サイ [650-RS(W3)]

昔、少年達の記憶力は研ぎ澄まされていた。
訝しむオヤジの視線をかわしつつ、住所や電話番号を瞬時に覚えていたからだ。
ここで言うオヤジとは立ち読み先の本屋の主人、その後は通信販売先の事である。

ライオンさんで遊ぶ子供に、怖がられた飼い犬の姿を見て[ひらめき]
直ぐにスマホで申し込めば、夕方には皆ハッピー!

そんな時代になろうとは夢にも思わなかった少年達であったが、覚えなきゃいけないのはもっと他に有るだろう!な彼らでもあった。

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”ヘルメットをかぶろう”なんて一節を見受けるのは、着用の義務は有るが罰則なし!時代ならではの広告だ。ちょっと前の自転車二人乗りみたいなモンだね。
時間に余裕の有るお巡りさんにとって、お声掛けをしたくなるのは今も昔も高校生諸君だ。
「あーもしもし!ちょっと止まって下さい。どちらにお急ぎですか?もう少し控えめに走行なさっては如何でしょう。それと腕に通したヘルメットは、正しく着用・・・」
えー、迅速な行動を心掛ける少年は、ヘルメットを被る時間もつい惜しみがちであった。
んな事あるか!
「とりあえず持ってはいるけどよ。だって止められた時、話がややこしいからサ」それも本音であっただろうが、やっぱりヘルメットを腕に通して走るのがだったのである。

それにしても”せいぜいご利用ください”、今だったら「ナメてるの?」ってキレられそうな使い方であるが、本来の意味から段々とずれてきただけだね。
”全然”をためらいなく肯定的に使うのと同じかな。

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バイク乗りには馴染みが有る用品ショップの原点広告である。

それにしても、当時でさえグリップが一般的な言い方だったのに、”ニギリゴム”である、流石”ゴム工業”である。しかも100%生ゴムと強調してあるから、淫靡な含み笑いを堪えながら会話する少年達であった。
こんな事くらいで何を・・・下らぬ想像力だけは豊かだった ^^;

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国鉄(JRはまだ無い)で真っ先に思い浮かべるのはストである。
和気藹々とした地元のバイク仲間であるが、通う学校はそれぞれであった。だから通学の方法もそれぞれであり、交通手段の話題も豊富で楽しかった。
A・他3名「うほほーい、俺たち明日から休校だ!」
B・その他「えーっ、またストか?」
A・他3名「その通りだぜ。僕たちはミニトレの整備だから、君たちは学校に行きなさい」
B・その他「何が整備だよ。もっと五月蠅くするつもりか?」
A・他3名「あー君たちは、気にしないで学業しなさい」
えー、その後も穏やかに唾を飛ばし合う、愉快な仲間達であった ^^;

だけどバイクの通信販売って、しかも半額を現金で送るって、今の感覚からすると空恐ろしい限りだ。電話又はハガキでお確かめ・・・怪しいオークションなんか無かった時代だ。

そう言えばあの辺り、バイク屋が沢山あったなぁ・・・
「あゝ上野駅」by井沢八郎                  これ、自分にとっても古すぎ。

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ヤングのルームファッションは、大脱走のスティーブ・マックイーンが定番であった。
決してリンゴではない!!



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モーターサイクリスト [650-RS(W3)]

何故昔の記憶は鮮やかに残っているのだろう。
今や1階から2階に上りついた瞬間、何をしに来たのか思い出せないのに・・・

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何気なくヤフオクを徘徊していた時、この表紙に吸い寄せられてしまった。
目にするのでさえ何十年ぶりの写真だが、その隅々の内容までニューロンネットワークの奥深くより引き出され、更に気が付くと中学生の自分が何やら叫んでいる。
「絶対にこれを手に入れろ!」と・・・

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早速デロリアンに乗り込み1.21ジゴワットの落雷を受け、PCの前の現実に戻った私は右手人差し指を動かしたのだ。

確か2輪に目覚めたのは小学6年生の林間学校でだった。榛名湖畔での昼食の際に誰かが、「あっ、ナナハンだ」と叫ぶ。そして、そいつが得意になって解説を始めた。これ俺の兄貴も乗っている世界一速いバイクだぞ、200km出るんだぞ、マフラーが4本も有るんだぞ、ブレーキが・・・etc。
とにかく絶壁のように立ちはだかり、爆音を轟かせるCB750にただ圧倒されていた。
それから本屋で毎月のようにバイク雑誌数誌を、オヤジのハタキ攻撃をかわしながら立ち読みし、空知識だけはふんだんに得ていた。
高校受験を現実的に感じ始めながらも、相変わらずバイクに夢中だったあの頃。そんな自分が自腹で買った最初の二輪雑誌がこれだ。
その頃は隅から隅まで貪るように読んだから、それが現存するとしてもボロボロだっただろう。幸い手にしたこれは、年相応の良い味を出しながらもしっかりしている。


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表紙をめくると毎月決まった順列で出てくるカラー広告、ホンダ・ヤマハ・スズキに続くのがカワサキだった。
当時、中学生だった自分にとっての憧れは、間違いなく左側の750-RSであって、650-RSはその時でさえ時代遅れバイクの認識だった。立ち読みで得た溢れる空知識から。
しかしまさか650-RS(W3)が時を経て、自分の身近に存在するバイクになろうとは、夢にも思わなかった。

既に"ナナハン"と言う語が市民権を得ていて、国産4メーカーからそのトップモデルが出揃っていたが、若者にとっては「速い」「でかい」「多気筒」が憧れの対象だった。要するに分かり易く無くてはダメで、味わいだとか扱い易さなんて考える余地もなかったのである。
そういう意味でヤマハのTXは不利だったな。これと言ったアピールポイントもキラキラした華も無く、何故今更XSの拡大版を出すの?程度にしか思われていなかった。後の所謂"HY戦争"が信じられないほど、当時のヤマハはホンダとのガチンコにビビッていたみたいだ。
しかしZ2は流石だ、未だその魅力はいささかも色褪せていない。CBも偉大な先駆者に違いないが、世界中を熱狂させたZは今風に言えば"神"である。
W3は・・・Zがニューヨーク・ステーキなら、すき焼き?寿司?いや、日本人にしか分からない、納豆がお似合いだ。
コードネーム「トウキョウ・ナットウ」、テンプラやゲイシャみたく、外人に媚びて無いし素敵  ^^;

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今月号の新人紹介コーナーである。
と言ってもCB550は少し恰幅の良くなった「静なる男」だし、CB750はセンターの換わったAKBの様な感じ?
モンキーZ50JやRL250にしたって、車体はNEWだがエンジンは流用だ。YZR500に至ってはワークスマシンじゃん!だから"コーナー"と言う括りで紹介されているし、完全なNEWの場合は大体表紙を飾っていたものだ。
しかし当時のロードテストを読むと、現在では、お宝!と思える記載が結構ある。その一つがCB550の一節「荒川テストコースで・・・」だ。
今は分からないが当時ホンダのテストコースが、R17が通る笹目橋のやや上流河川敷に有った。必死のバイトで買ったT250(GT250の前)で訳も無く走り回っていた頃、仲良しバイク仲間(みんなアタマ悪かった)達と偶然見つけたのだ。
「おいおい、あのタンクが真っ黒なでかいバイク何?」、カモフラージュされたそれは誰にも分からなかった。それもその筈で、実物を見るのが初めてな、国内販売されていなかったGL1000だ。
最初は、何でこんな所に立派な舗装路が有るの?だったが、特に深く訳を考えず(みんなアタマ・・・)、変わったバイク見たさで何度も通った。そのうち誰も居ない時は、そこで遊んでいたのだ。G・アゴスチーニごっことか ^^;
今考えると、ぼろいスズキやヤマハに乗った少年達が、ホンダのテストコースを走り回る図。
究極の『ありえへん∞世界』でしょ。
そのうちシビックに乗った警備員に追われるようになり、流石にアタマ・・・少年達も気づいたのだった。

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1974年の国産車価格表である。
カワサキやホンダのロゴが時代を感じさせるけど、CB750よりTX750の方が高かったのね。それと原付のバリエーションがやたらと多く、2種まで含めればラインナップの2/3も占めていたんだ。
しかし軽自動車税、原付は年間500円か~

えー、限りなく湧き出る懐かしい思い出や新たなる発見。
きりが無いや・・・


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グリスニップル [650-RS(W3)]

気にならない人から見れば、どうでも良い事がとことん気になってしまう。しかもそれが段々病的に・・・そんな事は無いだろうか。

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不注意から貴重な?単眼リフレクターのレンズを割ってしまった。どうにかならないかと思い(どうにもならないと分かっていても)、欠片を全て集めて保存してある。割った直後は茫然、無残なレンズを拾い集めながら涙、このタイプはリプロも無いと分かりまた涙^^;
欲しがっている人が沢山居るのに、何でリプロもないの?とブツブツ言っても仕様が無い。2眼タイプのリプロを付けてみたが、何だろうこの違和感は。
「STANLEY」刻印がなくても、単眼式でなくても特に拘らない。しかし、この何となく安っぽくて薄っぺらい感じが、とにかく気になって落ち着かなかった。

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ヤフオクで何度も出品されているのは知っていたが、希少価値からか狂気じみた高騰ばかり。たかがテールレンズだよ、なぜ〇万円も皆出すのかなぁ~と半ばしらけてしまい、拘りも何時の間にか冷めていた。
だけどある時、何気なく入札しておいたら・・・良いの?みたいに落札してしまった。無料時代から利用しているヤフオクだが、やっぱタイミング次第はたまにあるな。
勿論、当時物だから納得の上で落札したが、もうちょっと綺麗にしてみようかな、とりあえず今現在走行に支障が出ている訳でもないし。

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改めて写真を撮るのって難しなぁ、と感じた。上側の画像の様に、比較の意味でまず半分だけやってみた。下側の画像が処理箇所のアップ。なんとなく一皮むけたような様子、曇ったガラスをウエスで拭いたみたいになった。
これが無色透明なレンズだったらもっと良く分かるが、まあ、あまりテカテカにしても不自然だね、こんなもんでしょ。

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奥さん!一家に一本でっせ、ホンマに。
別に回し者ではない^^;       が、半分マジ。
定番中の定番で今更だけど、やっぱり使い勝手が良いしリーズナブル。謳い文句の金属磨きは勿論、車の樹脂ヘッドライトカバーの黄ばみ落とし等の非金属にまで、昔から色んな場面で使っている。所謂コンパウンドなんだけど、粒度の変化が分かり易い。
例えば今回のレンズの場合、磨いていくと段々抵抗が小さくなってくる。スベスベしてくるとも言えるかな~粒度が細かくなってくるんだね。
やり方次第では、ステンレスだとほぼ鏡面になるから、研磨剤で言えば「青棒」に相当する感じだ。
磨きが終わってさっぱりしたけど、何時交換しようかな・・・と言いつつ暇さえあれば、また磨いてみたり、ただ眺めてみたり。
でもそんなのが何だかシアワセ^^

話はコロッと変わり。

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グリスニップルである。シーラカンスW3にはこんな優れもの?メンテポートが、スイングアームのピポットに備わっているのだ。今風に言ってみれば、レガシーポートである!
えっ?

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最近のバイクにはこんなもの付いてないもんね。必要無いし、と言うか無いようにしたから。
W3の場合は品番"6"のスリーブに溝が彫ってあるけど、スイングアームがスムーズに動くよう原則ここにグリスが保持される。しかし品番"4"のシールが有っても、この場所は泥水等の侵入を防ぎきれないから、グリスの劣化・流出・そして錆び・の恐れがついて回る。そこで定期的に、画像の赤→からガンでグリスを圧入すると、緑→から古いグリスが出てくるので、新しいグリスが出てくるまで繰り返す。要するに「トコロテン」方式でグリスを入れ替えるのだ!
って言うか、そもそも泥水が入んなきゃよくね?その通りである^^;

今の車やバイクは色んな箇所のシールが良くなり、グリスアップなんてやらなくて良いもんね。昔のはあちこちグリスニップルだらけで、整備士は何時も油まみれだった。整備工場=油の香り、懐かしいなぁ・・・
でもね、下手に良くなったから、不具合が分かった時は、悲惨な状況ってことも多い。定期的なメンテが必要だから面倒くさいけど、逆にグリスニップル式は状況が分かり易いのである!自己慰め・・・

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最終的にはリアホイールも外し、スイングアームを単独にしてみたが、全く問題なくスムーズに搖動した。それで旧グリスの排出が良くなるよう、品番"8"のピポットシャフトを外すまでにしておいた。お蔭で古いグリスがガンガン出てきたが、あちこちグリスまみれになりデジカメを触る気になれず、で、関連画像なし・・・

しかし、この際スリーブ・・・パーツリスにそう書いてあるけど、一応軸受なんだからブッシュとかメタルとかの表記にして欲しいな・・・
それはそれとして。最近は良い含油軸受とか有るし、シールも含め例によって汎用品に換えてしまおうと思いもしたが、やめた。グリスニップルが有るバイクなんて、かえって珍しいから面白いし、グリスアップも何だか儀式っぽくって良いからね。
「機械」って感じが素敵^^

しかし"2"のデカナットには参ったなぁ。チェーン張りで何時も使う32mmのソケットが使えない、と言うかソケットが届かないのだ。確かスカイウェイブのプーリバラシで使った、片メガネが有ったはずなのに見当たらない。仕方なくモンキーレンチでやったが、このナット1個のためにとんでもなく時間がかかった・トホホ。

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エンジンの調子が良くなったし、スイングアームピポットのグリスアップもやったし、ちょっと暖かいので走りに行った。と言っても、すぐ近くの安行から首都高に乗れば、30分程で着いてしまうお台場だけど・・・だってヤッパ寒いし^^;
エンジンがゴキゲンだと、何だか景色が変わって見える。グリスアップの効果はあまり分からないが、状態が確認できて気分的には安堵、これも起因しているのか。
荒っぽいトルクでアスファルトを蹴り、寒風を撥ね退けるように吠えるW3。
やっぱりコイツは有機体だ。

久しぶりの東京ゲートブリッジだけど、クリスマスソング溢れるお台場の辺りは、陽気に誘われてか人もバイクも多かった。

フジテレビ前のおしゃれな通りを、クラシカルなW3サウンドが駆け抜ける師走。


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快適って何だろう [650-RS(W3)]

W3のエンジンは強烈な振動を発する。
相殺って何?カンケー無いね・の360°クランク、マスバランスなんて無視したかのような漢である。それによって醸し出される独特の歯切れ良い、叩きつけるようなエキゾーストノート。それらがW3に惚れる所でもあるけど、ある面では安全運転に貢献しているんだ。
だって痺れるし五月蠅いから、あまり回したくないもんね^^;

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この激震は他にも副作用をもたらすけど、良くも悪くもホント劇薬だな。
だからW3の走行後は勿論、走行中でも何か変だな・いつもと違う音だな、と感じたら、まずボルト類の緩みを疑ってみる。目視では分かり難いので、出来るだけ工具で確実に確かめたいが、慣れてきたら雰囲気で大体ここが怪しいなって分かる。まあ、こまったちゃんの常連さんも居るけど、時々思いがけない伏兵も登場するし、何はともあれ気の抜けないバイクだ。
ちなみに、タンクの[KAWSAKI]エンブレム、ここの留めビスだって緩むんだよ。君はヤンチャな小学生か!もしかしてメガネ女子の学級委員長に「カワサキ君、また名札落としたでしょ」、なんて言われてないか?
もとい
ある時、上画の品番"5"にメガネレンチをあててみたら、「スコッ」って回った。をいをい、ここはダメだってば!止めてよ・・・って言うか「スコッ」て何よ。

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あちこちのはみ出した怪しいシールから、ジワジワとしたオイル滲みは有った。まあ、W3はある程度仕方ないし、古いエンジンはこんなもんだ。しかし、ここの漏れが最近段々と顕著になってきたのは、上記したボルトの緩みによるもの?それとも経年進行によるガスケットの潰れ?
何とも言えないけど・・・振動が無関係とは思えないな。まあ、いずれにしろ発見した以上、このままって言う訳にはいかない。ボルトの増し締めをしよう。
しかし増し締めをすると言う事は、シリンダーヘッドとそのカバー(品番"11")がより密着→カバー内に組み込まれたロッカーアームとプッシュロッドもより密着→ロッカーアーム先端のアジャストスクリューとバルブ頂点の関係が変化(近付く)・・・くどい!(怒
「タペットクリアランスの再調整が必要」、これだけで良いじゃん^^;

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見苦しいシール?ガスケット?更に"17"のキャップからアメーバみたく漏れるオイル。気に入らないなー、とにかく以前のメンテ跡を見る度、そのいい加減で雑なやり方に辟易してきた。
もしかすると良い機会かもしれない。ちゃんとタペットクリアランスも確認したいし、大体こんな所から漏れる事自体が美しくない。
また、関連する全てのボルトを増し締めするには、品番"6"のような隠れボルトも「コンニチハ」させないとね。
とにかくキャップを外そう。

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別になんーも驚かないよ、黄色く見えるのはボンドのG17じゃない?
これってかなり昔から有るけど、多用途と言うかとにかく重宝するよね^^
って、所詮ゴム系の接着剤だし、古くなると殆ど柔軟性が無くなるし。もうバリバリだもん、こんな所に使っちゃダメじゃん・・・

おまけに恐ろしいくらい思いっきりボルトが締まっていた、ここM6だよ。
相変わらず「漏れたら締めよう」の基本姿勢は、分かり易いしブレないし、素敵^^
んな事あるか!たまにはブレてよぉ。

しかし接着剤を塗ったくったのは何で?可笑しいと思わなかった?とりあえずその場しのぎ?
もう、怒りを通り越して漂う脱力感^^;
固着したガスケットや弾力もなくなりこびり付いた接着剤、何度かここを開けた痕跡があるけど、ろくに清掃もせずこれらを重ねたり塗ったりしたね。後が大変なんだよね。
ボルトの増し締めなんて直ぐ終わるけど、コイツ等の剥がしに嫌って程時間がかかる。ケミカルはあまり役に立たないから、結局スクレーパーで地道にやるだけだ。
今回も潔くまずスタッドボルトを抜いた。その方が全然やり易いし、最後は指の感覚や目視で仕上がりを確かめるのに都合が良い。

話はちょっと寄り道。
ワタシャ一応昔からの機械屋だけど、精密加工の分野は主力ではなかったし、工作機械の類は持っていない。相応の設備だって無い、普通の住宅住まいだ。だからエンジンの核心部までは手を出したくないけど、感覚で分かる所は大切にしたく思っている。
”きさげ”と言う技術を聞いた事無いだろうか。
「機械では難しい超精密工作機械や測定器のすべり面や定盤などを、人の技を持って高い精度を作り上げる技術になります」
若いころ老練な職人さんからよく聞かされたのが、「あのさー、今じゃ測定器って色々有るけど、一番最初はそんなの無かっただろ。どうやってそれを作ったんだか分かるか?」だ。
答えはいつも「それは人間の感覚だ。だから機械は人間を超えられないんだ」だった。
まあ現在ではともかく、十分納得できる話だったのを、今でも鮮明に覚えている。

やっと綺麗になったよ、もう!
指でなぞり納得できるまでになった。しかし意地でもこんな所に、液体ガスケットなんか使わないぞ。ごく普通のガスケットだけで、普通に組みたいからね。
手持ちのリプロガスケットセットは便利で良いが、ネット等であまり評判が宜しくない。ここのも例にもれずだが、取付け穴径は8mmもある。相手は6mmのボルトなんだからさぁ・・・まあ良いけど・・・
で、やっぱりシートから作った、穴は勿論6mmのポンチで。ガスケットの形状自体は、ソラシド?製のを型にしたがまずかったな。作り終わってから、現物を型取りすべき原則をすっかり忘れてた。

肝心のタペットクリアランスはIN・EX共に0.05~0.07mmが規定値だけど、ネット上では色々だ。今回はIN0.06mm、EX0.08mmでセットしておいた。
兎に角バラバラで??のクリアランスが、自分なりにちゃんと揃えられたのは精神衛生上も良い。

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やっぱり案の定になってしまった。でかいじゃん、ガスケット。
今回の組み付けに際し、ガスケットには薄くオイルを塗っておいたから、今度は素直に剥がれるだろう。だからまた暇が出来たら美しく直したい。
しかし肝心の漏れに関しては完ぺきに止まったし、タペットを調整したおかげかエンジンの鼓動リズムも軽やかだ。始動性も更に良くなり、暖機途中の500rpm辺りでも粘る。

止まりそうで止まらないアイドリング。
この回転域だと排気音に遮られない、心地良い吸気音の咆哮が良く聞こえる。エアークリーナーボックスを持たないW3は、「シュッシュ、シュッシュ」とダイレクトにそれを響かせ。



W3のアクセルを煽ると、横に置いたのカメラまで震える。何が無くなり今は何が有るのか、社会が求めた故バイクも様変わりした。

癖が強く快適からはほど遠いが、惹きつけて止まない「何か」からすれば、些細なことに思えてしまう。
何時までもアイドリング音を聞いていたい、そこかしこに有機質を感じさせるバイクだ。

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問題は果てしなく続く [650-RS(W3)]

前回、大元のコックの漏れを解消させたが、やはりキャブ自体のオーバーフローも、出来れば笑って済まさずにしたい。
キャブはお蔭で何度もばらしているので、シートやタンクを外すのも手慣れたもんだ。だから両側のキャブを単体にするのに、10分もあればOKである。手慣れたくないが・・・各ジェット類の清掃や油面の調整、シール類の交換等々、勿論フロートバルブの摺合せもやってみた。
でもオーバーフローは止まらなかった。
そんなある時、各部を圧縮エアーで吹いていたら、原因が見つかった。

フロートバルブシート.jpg


ガソリン流入口からエアガンで清掃していたら、画像”24”のフロートバルブシート合わせ面から、微小な泡が出ているのを発見。何度もばらして組みなおしたが、キャブはアルミや真鍮部品ばかりなので、あまり強くは締められない。
昭和48年生まれのパッキンは、「もう隠居させてくれ」と言っているようだ。あのな、俺より十数年以上若いくせにもう少し頑張れ!とは言えず杖・・・じゃなくってバンテージ?で補助してやる事にした。

シールテープを”25”のネジ部に薄く巻いて、再度組み直すと止まった。完ぺきにオーバーフローが^^
シールテープはテフロンなので、ほとんど癒着や固着の心配がない。またばらす時もワイヤーブラシ等を用いれば、結構あっさりと綺麗に剥離できる。

それにしても思いがけない所が漏れの原因だったとは、さすがにw3である・恐れ入った。今回はたまたま見つけたが、普通、パッキン自体からの微量漏れなんかあまり疑わないし、特に外観がしっかりしてるとなかなか分からないものだ。静圧にしろ負圧にしろ簡単にかけられない場所だしね。
本当、コンプレッサーが有って良かったとしみじみ思った。
これで燃料系の漏れは全て解決した!これが普通だが・・・

そしてやり残していたメインスタンドだ。

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ほんとw3のメインスタンドがけは苦労する。最近は特に^^;
ただ、よーく状況を観察してみると、スタンドが接地してから持ち上げに入る最初の段階が、非常に力が必要だしスムーズさに欠ける。で前回、足踏み部アームの角度を色々変えてみたところ、力のかけやすい形状が大体分かった。
これだけでもちょっと楽になったが、まだスムーズさに納得がいかなかった。これはもうフットの鉄板をやりかえるしかない、そこで思いついたのがパイプの輪切りの溶接だ。ウチに転がっていた足場単管を幅(長さ)40mmにカットし、それを切り開いて画像のような感じの曲面にしてみた。
補強を兼ねて「これでもか!」ってくらい溶接ビートを盛り上げ、ちょっとやりすぎたかな?で完成したのが下の画像。
楽になった!思いっきり^^
ほぼ同じ車重のcj44スカブより上げやすくなり、メインスタンドを気軽に立てられるのは嬉しい。

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使っていないカーナビがもったいなくなり、特に必要は感じなかったがw3に付けてみた。ただ、電源を取るのに一般的なシガープラグ設置ではあまりにも大げさだし、大体からして他に使うとしてもスマホの充電くらいだ。だからUSBが一口有れば十分である。
こういう時はアマゾンで探すとやっぱりあった。入力:7.5V~28V ・出力:5V/3Aの中華製 パワーモジュール、なんと国際便送料込で170円!何だかなーもう・・・何も言えない・・・

適当なケースに収め、セメダイン・スーパーXで固めた。十分使えるし壊れても全然惜しくない^^

タコメーターガイド.jpg


あ~ついに来てしまった、タコメーターガイドからの激しいオイル漏れ。
最初ジワジワから段々と大胆になり、アイドリングでW3を停めておくと地面にオイル溜りを作る始末だ。
しかしまあ次々と楽しませてくれるバイクである。

もうしょうがないなぁ、と言いながらバラすのだが何だか様子がおかしい、と言うか尋常じゃないトルクでガイドがねじ込まれている。をいをい!相手のクランクケースはアルミだぞ、どうしてそんなに何かのカタキみたいな締め方をする?
しかし直ぐその理由が判明した。とにかく安直に漏れを止めようとした様子がありありと分かる。品番”15”と”17”が完全に逝かれているのに、シールテープを兎に角しつこく巻き、更に「思いっきりねじ込んで止めました」だ。
いい加減にしろよ!
シールテープは微細な隙間へ繊維状に潜り込み、直線方向にはとてもしなやかに対応してくれるシール材だ。ただ弾性はあまり期待できないし、必要以上に巻いても意図する箇所以外の場所へ、逃げるように伸延してしまうだけだ。結果、状態の悪に場所にいくら巻き重ね締めても、加えた力はシール材を逃がしているだけになる。逃げたシール材は自ら戻ってこない。
シールテープなんて名から、期待を大きく持ってしまいがちだが、あくまで「補助」と考えるブツだ。基本は良好なメタルタッチが無ければダメである。使い方さえ間違ってなければ、頼りない単純なテープに見えても、平気で1Mpaの圧に耐える。こいつが長年姿かたちを変えず、愛され続けた所以だろうな。

えーっと、とりあえず一個数十円のOリング4個で、完全に漏れなくなったよ・(誰だか分からない)力技大好きさん。
ついでに”9”のOリングも交換しておいた。ここも手持ちのP-12に。

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W3の純正消耗品なんか全くあてにしていないので、原型をとどめていない”15”が本来どんな形状をしているか分からないが、ちょっと変則的なOリング使いでしのいだ。
本当に軽く締めるだけ、極端に言うと手締めでもOKだ。ただ緩み止め程度に工具を使う。
基本はOリングの弾性を最大限発揮させること、決して単純に「潰して・圧接して・変形させて」シールさせる考えはご法度だ。
それがある程度正しい方法なのは、誤解を恐れず言えばグランドパッキンくらいかなぁ。今では産業用ポンプの回転軸部に見かける程度だけど、まあ、これはこれでちゃんとした理由があってのシールだ。

そして次に、画期的な大発見(んな大袈裟な)をしてしまうのであった。

インシュレーター.jpg


最近、段々とエンジンの調子が優れなくなってきた。エンジンの始動性・暖機時の不安定・時々片肺・アフターファイアー・未燃焼ガス臭い排気、なのにやたらノッキングする割にプラグが死んでしまうほどの生ガス・等々、しかし走り出してしまえば何事もなかったかのように絶好調の場合もある。
要するに症状が安定しないと言うか、天候・気温・W3様のその時の気分?で全然違うのだ。キャブは何度も弄っているので、まずは点火系を当たってみる。
ガバナー(ちょっとガタが有った)を掃除してグリスUP、ポイントギャップや点火時期を何度も調整した。そしてこの際だから硬化した配線を、新しいものに取り換えておいた。
アイドリングはかなり安定したが、そこに行くまでまだ不安定な挙動、なんなんだろう・・・

始動後スターターを戻しぼんやりとW3を眺める。
そんな時インシュレーター部のちょっとした汚れが気になり、何気なくパーツクリーナーを吹き付けると・・・
アイドリングが元気に上昇した、これは2次エアー吸い込みに違いない!
前々から可能性の一つとして考えていたことが、ここまで明白に現象が発生すると何だか嬉しい。よし、直してやるぞ。

ちなみに、厳寒時の始動に補助としてスターティングフルードはとっても有効だが、そんなあまり見かけない高額商品は必要ない。ごく普通のパーツクリーナーで十分である。ウソみたいに簡単にエンジンがかかるから、ついこれに頼ってしまう。だって楽だもん^^;

もとい
2次エアー吸い込みが有ると分かれば、もう速攻でバラしモードに突入だ!

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はじめてコイツのインシュレーターを剥がしてみたが、恐れていた通りエンジン側の”29”はかなり酷く張り付いていた。40年以上密着していたガスケット君は、最早もうヘッドさんと一心同体状態。ガスケットリムーバーを使おうが二人の仲は裂けない、これは地道にスクレーパーでコツコツやるしかないな。
しかしその割にガスケット上下部(一番取り付けボルト部より離れた個所)は、カッターの刃がスッと入ってしまうし、簡単・綺麗に分離した。ここらからエアーを吸っていたのだろうが見え見えだ。

案の定ガスケットより柔い?アルミをちょっと傷つけてしまったが、所詮ここは殆ど大したことない負圧がかかるだけである。エンジンのヘッド部なんかだったら、ガラス板+耐油サンドペーパーの出番(ワタクシ、オイルストーンは使わない)となるかもだけど、一応液状ガスケットを塗っておいた。インシュレーターだけを軽くナット締めし、内面のはみ出しは均しておいた。これで十分でしょ。
だってごく普通のガスケットを入れて、ボルト2か所で止めるだけの構造なんだもんね。

とりあえずキャブ側のOリングも新品にしておいた。CBX(こいつも30歳以上)の時もそうだったが、古いバイクの不調は複合技でくる場合が多い。
しかし機械は正直だ。一つ一つを本来の状態に戻してしてやれば、ちゃんと応えてくれる。目的が達せられるなら方法は色々、特に古いバイクは部品が無いからね。
ただテキトーはダメよ^^;

エンジン始動~暖機~アイドリング~加速減速~定速走行~(ブン回し)等々、完全復活だ!タバコが旨い。

改めて思った、エンジンの鼓動を感じつつの信号待ちが、一番W3を惚れ直す瞬間なのかも知れないと。

でも君のゴキゲンは何時までなの?

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w3燃料コック [650-RS(W3)]

「手間のかかる子ほど可愛い」
勿論子供でも動物でもないが、例によってw3の事である。可愛い?うーん、愛着って言った方がまだしっくりくるかな・・・
ただ無暗に・本気で怒れない、って言う点では似ているかも。いや、w3の場合それが楽しみの一つだ。しかし今度は何だ、なぜこんな所(キャブフロートチャンバーのオーバーフローパイプ)から漏れる?
勿論コックはオフにしてあるので、いわゆるキャブのオーバーフローなのもある。ただ基本的にコックがオフであれば、漏れてはいけない場所であるのは間違いない。
まあw3の場合、キャブからのオーバーフローだけの場合であれば、ある程度笑って許されるのだが^^;
よしよし、おじさんがオジサン?の面倒をみてあげるからね。

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男の体臭と言うか、何時もオイルやガソリンの匂いを漂わせる漢。しかしここまで来ると”おもらし”であるし、それも何より危ない。この先の季節空気が乾燥し、静電気なんかも発生しやすくなるし。

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w3の儀式?の一つとして、走行後は燃料コックOFF、キャブのフロートチャンバー内を空にする、通例だ。しかし2・3日後、オーバーフローパイプから失禁するようになってきた。単なるオイル漏れとは違いこれはまずい、早急に何とかせねば。

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まずはタンクについているノーマルコックをばらしてみるが、一見特に問題が無いように見える。

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問題はこれだ。中に入っている、ON/OFF/RESを切り替える要になるプラスチックの”コマ”に、幾筋もの溝傷が出来てしまっている。私のw3のタンクは防錆処理をしてあるし、また、コックの先端に付いている(タンク内に挿入される部分)フィルターもしっかりしている。それでも40年以上使われると、やはりこのような経年変化は仕方のない所だろう。
しかしどうする。オークション等で純正品は入手できるが、これがもうバカ高い値がつくし、勿論普通のルートではモノが無い。
色々調べてみるとz2系のコックであれば、タンクとのねじ部が合いそうだ。z2用は色々なタイプのレプリカが出回っているが、一番純正品に近いこれが見つかった。
よし、ここは試してみるしかないだろう。

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いくらz2用とは言え純正品はこれもまたとんでもなく高いし、またそれを使うのであれば面白くもなんともない。しかもz2用コックの場合は、燃料取り出し口の方向が90°違うしその径も少し太い。
だからこれは純正の何分の一かで入手できる、いわゆるレプリカ品である。燃料パイプの取り回し等を変更すれば、普通にこれだけ使って解決だが、外見はあくまでもw3でなければならない。
だから狙うのは中にある”コマ”だけだ。

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しかし世の中そんなに甘くない。全くのレプリカに見えるが、内部をバラしてみるとビミョーに寸法が違うのだ。だからこの”コマ”をそのまま流用するのは不可能である。まあタンクに付くことは間違いないので、何かの時にアッセンで使おうと決めた。
ようするに当り面が綺麗になれば良いので、それでノーマルの”コマ”を摺合せしてみることにした。このような細かい傷を整えるのであれば、コンパウンドから始めるのが常套手段である。と言えば、やはり金属磨きのメジャー「ピカール」が思い浮かぶ。こいつは金属は勿論だが、車の樹脂製ヘッドライトの曇り取りにも抜群の効果がある。これを”コマ”に薄く塗りつけ、大体3回ほど摺合せした。勿論左右とも。

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ついでに各部を清掃し、この際やってみたかった全てのパッキン交換もした。ただ私の場合と言うか主義と言うか、当たり前にあちこちで売っている「バカ」高いパッキンなんか使わない。そう、汎用品である日本工業規格・JISのごくありふれた、しかもメチャ安いもので代用させてみるのだ。
画像上からP-18・P-10A(これは代用品でも何でもなくそのもの)・P-22(P-22A最終的には一回り太いこっちが良かった)、すべてガソリンOKの材質NBRである。
どれもモノタロウなんかで買えば一本うん十円の単なるOリング、今回はちょっと急いでいたのでホムセンで買ったがそれでも1台分で500円程だ。
使い方のキモはとにかく締めすぎないこと、Oリングの弾力を最大限生かすことである。締めこんで行って漏れが止まったな、から、ほんの心持締めれば十分だ。少々不安になるくらいで大丈夫、w3の強烈な振動で今まで緩んだことは無い。ちなみにこれに変えて数か月、走行約1000KMだが問題なしだ。

おっと、本題のコックからの漏れ、これも一発で漏れが解消した。
また何時か、傷が深くなる前に摺合せをやる事にしよう。
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