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センタースタンド [モンキー(Z50J)]

前回モンキーに、たしなめられてしまった。
「放置プレーだよ、これじゃ」、と。
そんなつもりは無いのだけれど、我ながら薄々思ってはいたけれど・・・

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標準ではサイドスタンドのみだから、どうしてもメンテが億劫になりがちだ。じゅあ、とりあえずセンタースタンドから始めようかと、ネットで色々調べた結果これを購入した。でもこれモンキー用じゃない、DAX用だ。
こういった場合普通、と言うか他に選択の余地が無いから、皆さんシフトアップのを装着している。その取り付け作業風景等は沢山出てくるが、どうしても我慢できなかったのが固定ボルト数だ。

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後方2か所でノーマルステップベースと共締めと言う、如何にも後付っぽさ溢れる方法だし、やっぱそれ頼りないじゃん・・・
だから「センタースタンドを使用時には乗車しないでください」 と取説にあるらしい。
それと、跳ね上げ時のストッパーは、付属のボルト頭にガツンしてね、も気に入らなかった。
もう、いっそのことゼロから作ってしまえ!と思い始めた時、モンキー用に拘らなくって良くね?
またまた流用癖がむくむく。

同エンジンは色んなのに搭載されているのだから、どれかが流用出来るだろう。また、出来ればノーマルを残したいし、ゼロからも良いけど結局コストがかかる場合も多い。
で、これを見つけた。

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まず取付けボルト穴を基準に。
外したノーマルと並べて細部を確認してみる。勿論中華製だが思ったより作りは良いし、サイドも初めから付いている。DAX用だからスッテプベース以外は、切った貼ったを覚悟していたが、サイドスタンドは何だかノーマルに付け替えれば大丈夫そう。
だけどセンター部はどれだけ高くなるかなぁ~この左右(幅)系の微妙ーな感じはどう災いするのかなぁ~ちょっと楽しみ。
まず仮組して現物合わせだ。

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レーサーぽくって素敵!
いやいや、刺さってるねー凄い上がり様だねー・・・却下!
ごく普通に使うのだから、上がり過ぎは「百害あって一利なし」だもん。

注:以下全てmm単位(数字は厳密じゃないよ)

大体後輪と地面の間隔は指1・2本くらいが普通かな。数値で言えば10~30mm?メーカーの主要諸元にもまず出てこない数値だ。だから好みも有るけれど、要するに後輪がチョッと余裕を持って浮いていれば問題ない思う。
で、上画の実測値100mmが10mmになるよう、センタースタンドの足をぶった切ろう!
極端に言えば、ギリギリでも接地しなければ良いのだし、また、普段使いでも高く上げることは簡単だ。スタンドの足の下に板でも挟めばOKだけど、下げるには地面を掘らなくてはならない^^;

ここからはちょっと余談
実測のリアタイヤ浮き100mmに対して、フロントタイヤ接地点からはの距離は900mm(ほぼメーカー諸元の「軸距」)だ。
だけどこれって、どの位の傾きなの?えー、100割る900だから=0.111・・・パーセントで言えば、約11%になるかな。

以下Wikiから

「普通道路の縦断勾配が5%(100mの水平移動に対して5mの高さを昇る勾配)を超える車道、または設計速度が時速100km/hを超える高速道路(またはそれに準じた道路)の縦断勾配が3%を超える車道については、必要に応じ登坂車線を設けることとする」
***

うーん、分かり易い・・・かな・・・
要するに普通道路にある、登坂車線より倍以上きつい勾配?結構すごいな。だけど道路関係って何故"%”表示なの、理屈で言われれば「う、うん」だけど・・・
直感でいまだ馴染まないな~誰もが小学生の頃、「でっかい三角定規と分度器」で慣れ育ったはずだ、"度"でやってよ!今回だって言い方変えれば6.34度・・・別に分かり易くならないね。
30度とか45度と違って^^;

閑話休題(言ってみたかっただけ)[パンチ]

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いきなり新品をぶった切った。ある意味気持ち良いな。
高速カッターを使えばすぐだけど、一応失敗したくないから計算はした。100mmの間隔を10mmにするには、90mm縮めれば良い。ただ実際詰めるのはスタンドの足だから、接地点からそこまでの実測値550mmが、ここで初めて効いてくる。やり方は色々だけど。
あとはW3で使った余りの鉄板と、切り取った足掛丸棒を適当な長さにし溶接した。

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エンジンとは4本のボルトで接合するから、ノーマル同様のしっかり感がある。特に問題なかったし(ベースプレートの雑感はこんなモン)、サイドスタンドもノーマルに交換で長さピッタリだ。
付属のストッパーゴムは厚みが合わず低くなり過ぎたが、適当な手持ちを付けたらほぼな満足できる配置にできた。
ちょっと分かり辛いが、フットゴムを取り付けるコの字型金具も30mm程内側に移動したし、グラインダーによる細部の摺合せも行った。まあ中華製なんだから、大雑把な作りも大目に見れるし、実用上ほぼ問題なしだ。何よりこんな値段で買えてしまうのだから、文句の言いようなんか無いよね。

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地面からの離れも大体予定通りの指1本程度だ。ノーマルのサイドスタンドに付いている「仕舞い忘れ時の自動格納装置」・・・ただのゴム板だが、これも本体を再塗装後にまた付けておいた。しかしこう言った小物が付くと、何だか違和感なくこれがノーマルスタイルと思えてしまう。今回関係だけ新しくってやや浮いているが、これでメンテが気軽に出来るようになったのだから、他も綺麗にしてあげよう。
そうそう、軽い車体は良いなと改めて思った。リアキャリア部を親指でちょっと押してやれば、簡単にフロントが浮くんだな。センタースタンドがバランスの良い位置に有るから、とも言えるけど。

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こうやってスクッと佇む姿は、やっぱりバイクらしい。
排気量がどうであれ、それぞれに持ち味があり、所有欲が尽きる事は無い。

釣竿と一緒で、興味のない人からすれば、何をまた同じような物を・・・
そんな時は「ハイ、おっしゃる通り」、下手な言い訳は傷口を広げるだけだ。
他にもっと良い返答があるのだろうけど、未だに見つからない。


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モンキー [モンキー(Z50J)]

これ、ウチのバイクの中では一番若い。
若い・・・って・・・

(えー、ここは色々制限が有るので、別の場所に元画像を保存しておいた)

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生まれは1988年だから中年と言うには早すぎるが、1973年生まれの中堅W3に比べれば、まだ若手と言っても語弊は無いだろう。←人間に例えないで!

1999年(昭和だ平成だ西暦だで頭の中グチャグチャ)、その頃は渓流でのFFに夢中。デリカに楽々積めて山に持って行ける、獣道をも厭わないバイクを探していた。
ちょうど始まったばかりのYahoo!オークションで、たまたま隣市から出品されていたコイツに出会った。その当時でも10年過ぎた車体なのに、何と走行300kのピカピカ箱入り娘だったが、「エンジンかかりません」物件。当時、今から思うに信じられないくらい競合もなく、ワケありも手伝い・・・ここだけの話、現在相場の〇分の一で落札した。
ハイエースに積んで持って帰ったが、簡単にエンジンがかかるようになった。箱入りは良いんだけど、「タンクの中のガソリンを、全部フロートチャンバーで気化させたらこうなりました」、の見本だったな。
車体番号Z50J-162○○○○、ここで確認したが記憶は合っていたようだ。

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このタイヤ大丈夫?なほど、前後とも古くて悲惨な井上タイヤだ。しかし、我ながら信じられないと言うか、ウソみたいと言うか、まだ全然普通に使えるのだ。恐ろしい・・・
外見はこんなに酷いし昔のIRCのロゴが涙モンだけど、想像を超えた綺麗な内部には驚く。だけどこの{028}って製造年月と思って良いのかな、だとしたら1988年の2週目ってことだろうな、それしか無いし。
まだ5部山ほど残っているし、何より私に課せられたのは耐久テストである。さすがにチューブは2度耐えきなくなったようだが、このMADE IN JAPANも誇らしげなタイヤと頑張ってみよう。

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これ実距離だ。
だから手間と言っても、オイル・バッテリー・チューブ・電球等の、ささやかな消耗品交換くらい。メンテだってチェーンやブレーキの、簡単な注油や調整だけだ。あとは・・・割れちゃったバックミラーをダイソーのチャリ用^^; に換えたのと、乗り心地に耐えられなくなり社外品ショックにしたくらいかな。
はっきり言って何もしていないに等しいバイクだ。
たまにメインの山奥釣行まで連れて行っても、近所の空き地で小さい頃の子供を乗せて遊んでみたりしても、兎に角文句を一切言わず、「ちょっと出前に行ってくる」みたいなノリ、何時でも何処でも普通なのだ。
これって良く考えれば、とんでもなく凄い事。保管だって軒下にカバーをかけて置くだけだもん。
たまーに秩父まで、往復200k程度のミニツーリングに行くけれど、刈場坂峠だって顔振峠だって普通に登る。普通に吹け上がり、いまだ普通にスピードメーターを振り切る。
それでいて普通に60km/l走る。やっぱり凄いヤツだ。
逆にこんなヤツだから、ずーっと所有していたのだと思う。
今のホンダが有るのは、間違いなくこのOHCエンジンのお蔭だ。半世紀前、原付と言えばごく当たり前であった2ストではなく、4スト、それもOHCを積んだ。名車スーパーカブには勿論、今や超貴重なZ50Mにも採用されたが、「そこまでやるの?そんなちっちゃなのを複雑にしても、どうせすぐ壊れるよ」が大半の意見だった。
所がどうだろう、今や横型エンジンのワールドスタンダードである。
2輪のCB750、4輪のCVCCシビック、これらもホンダを世界的企業にしたのは間違いない。だけど地味で目立たないこの小さなエンジンが、本当の意味でホンダの立役者だと思う。

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こんなコーションシールが堂々と貼ってあるが、今のにも有るのかな~
何が助かるかって言うと、このドレンコックだ。暫く使わないだろう時は、チャンバー内のガソリンを手軽に排出できる。これ、ガソリンエンジン・特にキャブレターには、必須アイテムにして欲しいくらいだね。
放置バイクが不動の最大原因は、ガソリンの"腐り"である。逆に言えばガソリンさえちゃんと抜いておけば、全天候を走れるよう造られたバイクは、そうやたら動かなくなったりはしない。
あっ、ずーっと雨ざらしはダメよ。

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バッテリーは700円のこれが最適だと思う。セルは勿論無いし、これと言って電流を大量消費する電装も無いモンキーにはね。何より安いし気を使わなくって良い。何時換えたんだっけ、を忘れるほど長持ちするよ。当たり外れも有るだろうけど。

JAPANが誇らしげなウインカーレンズを眺めていた時、これではいけないと思ってしまった。
古いバイクを再メッキや再塗装等でピカピカにするのは、それ相当の手間やコストもかかるが、現代のテクニックを用いれば不可能なんて無いのでは、と思える。
しかし"ヤレ"だけはどうしても再現できない。出来るだけそれっぽくに近づけてみても、歴史によって醸し出される風合いだけは無理だ。
自分がW3に求めるのもそれで、年式の割に綺麗は保ちたいが、新車みたい!は方向が違う。しかし如何せん化石?のようなバイクだから、メカ的には本当に手間がかかる。

所がこのモンキー、不満らしい不満を訴えた事が無い。だから、ついほったらかしがちになっていた。
放置と保管は違うぞ!そう言っているよう聞こえた。

寒空の下久しぶりに引っ張り出したコイツ、地味だけど実は大したヤツなのか。
何時でも元気が取り柄、健気なバイクとも言える。


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トルクレンチ [バイク・クルマ]

この前、W3のシリンダーヘッドカバーを増し締めしていた時、そう言えば最近トルクレンチを使わなくなったなーと感じた。
若かりし頃仲間が集うと、日産のL型を良く弄っていた。トルクレンチを使うだけで、通を気取り悦に入ったりして。
あっ、L型と言っても4気筒の方だよ、だってお金無かったしね。
それとトルクレンチって言っても、プレート式のやつだけど今は有るのかな。

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まだ有った^^;    なにこれ?って言われるかもなので、注釈を入れておいた。
でもこれを使うのは結構大変だった記憶がある。特に高トルクになると、う~んと唸り・締めながら表示値を読むのだけど、だんだん疲れてきて腕がプルプルする。そうするとプレートに刻印された数値を指す矢印も、当然震えるので余計読み辛い。その悪循環でさらに時間がかかる始末だった。
だけどコイツ関係だけでも、今となっては楽しい思い出が湧き出てきて、きりが無くなりそうだ。ロータリーエンジンのフライホイールナットの事とかね。
まあ、今でも使う人は居るみたいけど、やっぱり「カックン」式(プレセット式と言って!)のが楽なのは間違いない。ビンボー学生の昔は、プロの使うカッ君?に憧れた・・・物凄く高かったよ、やっぱし。

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そう言えば大分前に買ったはず、と探して出てきたのがこれ。何時頃のだったか思い出せないけど、少なくても十数年以上は経っている。兎に角、L型エンジンに夢中だった(大?)昔の記憶からすれば、とんでもなく安かった台湾製だ。まだ中華が台頭する前の時代だけど、今や当たり前のN(ニュートン)表示だけでなく、裏側には嬉しいKGが刻まれている。まあ、とりあえず表示されたN値を、十分の一にすれば良いのだけど・・・
やっぱり「きろぐらむ」でしょ!

女子の会話で「頑張って20N痩せたよ」、「えー!マジ?ウチなんか最近食べすぎで、50Nも太っちゃったのにぃ」こんなの聞いた事ない。
車のドア付近に貼ってある「タイヤの空気圧」ステッカー、何時の間にkpa(kg/㎠)なのよ!何でKGが(カッコ)に入れられちゃったのさ。
ニュートンとかパスカルとかたまに訳分かんなくなるし、
体重から直感できるKGが一番分かり易くね?

あーだ!こーだ!プンプン[むかっ(怒り)]                 もうやめた^^;

でもちょっと言わせてね、ポンドとかオンスとかガロンとかインチとかマイルとか、
Why American people!?


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コイツの凄い所、って言うか怪しさ満点だったこのcertificateシール。一本一本にシリアルナンバーと校正証明書だもん、かえって値段からして本当?と、いぶかる当時だった。だからあまり使わなかったし、やっぱり経験に裏付けされた自分の感覚が一番頼りになった。
えっ ホント?自分・・・こっちの方が怪しい^^;

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半分忘れかけていたトルクレンチ出てきたから、これは実際どこまで信じて良いの?で実験してみた。
身の回りにあるキッチンスケールとか体重計、寒暖計やはたまた血圧計・体温計等々、特に疑いなく何時も使っているよね。でも、これらは本当に信じて良いの、正確に言うと絶対値なの?
時計なんか最近は電波式がごく当たり前だし、テレビやラジオ等と幾らでも比較できるから疑わないが、その他のは正に「信じる者は救われる」だ。
誤解を恐れず言えば相対値を見ているだけだ。だから時々耳にする「ジムの体重計キライ!」、えーっとそれはね、自分ちの体重計が低めに出ているだけなの。

まあ、だから誤差範囲ってのが有る訳だけど、家庭用のは特に表示されていないのも多い。でもそんな事あまり気にしないもんね。家庭用とかホビー用とか書いてあれば、こんなもんだよって納得させる雰囲気もあるし。逆に言えばだから安く提供できるんだけど、業務用の場合そうはいかないから高い。例えば日本工業規格・JIS、モノによって色んな基準が有るけど、それに準拠させるのにコストがかかる。
更にそれの校正証明(基準以内だよ、ウソ言ってないよ)を発行してもらうと大変。トレーサビリティやらなんやらの書類が沢山添付されるが、モノ本体より高くつく場合もある。
それでこのトルクレンチ、なんとcalibration certificate(校正証明書)付いている。だけど、いかにもそれっぽくした紙一枚が、逆に怪しさ満点なんだ。←疑り深いヤツ

自分のトルクレンチの絶対値を量ろうなんて思わないし、量れる訳もないからあくまで「うん、こんなもんか」を、確かめたいだけである。で、こんな風にして量ってみた。レンチ握り部にダンボールを巻く、単管パイプに差し込む、バケツを吊るして水を入れる。完ぺきじゃないか!
だけど改めて画像見ると、何だかボンビー臭い絵だなぁ・・・

ただレンチに表示されているのが、kgf・mにしろN・mにしろ、ボルトから力点までを1mで実験するのが一番分かり易い。それに、力点までが短い0.2m程度のレンチで、直接量るのでは正確性が期待できない。
えっ、じゃあ水平性は?その赤い線は何?
だって吊るしたバケツが地面に・・・多少は良いのだ^^;

えー断っておくが、この後一切Nは使わない。全てKGである、オジサンとしては。
未だにNが嫌い(良く分かって無い)なんだなー、そう思ってもらっても結構だ!


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水は1ml(1cc)=1g、だから500mlづつこんな容器で量ったが、時々体重計でも確かめてみた。素晴らしいじゃないか、1回500gx12=6000g(6kg)だ。表示でもちゃんと6.0kgと出ている!
普通12杯も水を入れれば、累積誤差でなかなかこうならないが・・・誤差が出ないよう何回もやったよ。

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えー折れ線グラフなんかにしてみた。ちなみに実測データなんかも表にしたりして。こういった実験は、回数を重ねるごとに誤差が少なくなってくる。要するに平均化してくるんだね。
だから結構頑張ったのだ!だからグラフなんかにしてみたのだ!
って、単なる自己満足だけど。

トルクレンチをセットしたのが青線で、バケツに水を入れてレンチが「カックン」となった瞬間が赤線だ。それを6段階でやった訳だ。要するに試験荷重(test load)を、軽~重まで6種類変えてみた。

結論から言ってしまおう。
疑ってゴメン。

何が素晴らしいって?グラフを見て頂きたい、赤折れ線「バケツに入れた水」、その直線性である。
何度も言うようだけど、これ、あくまでも安物(ちょっと表現悪しだが)だ。
あまり使っていないのもあるけどね、10年以上前の製品でこの結果だもん。勿論、当たり前の保管方法はしているけど。

ネットで見かけたのを引用させてもらうと。
”アナログセンサにとっては直線性のみが重要であってそれ以外はさして重要ではない"
これの「アナログセンサ」部分を「アナログトルクレンチ」に置き換えると分かり易い。
ここの回答(3)だ。

誤解が無いように言っておきたいが、あくまでも直線性だけを賛辞しているのであって、メーカー添付の校正証明書の試験荷重→実測値(test load→actual reading)は全く気にしていない。

えー分かり易く言えば「この体重計、誰が乗っても〇〇kg多く(少なく)出るみたい」、これだ!
載せた表のデータで言えば、"差”の項がその原因に相当する。要するにバケツに水を入れてない状態でも、レンチ+単管パイプ+バケツ、それらの自重がトルクとして既に作用しているのだ。
これ以上書いてもくどいだけだから、もう止めておこう(十分くどい!)。

一つだけ付け加え。
今更だけど、製品に添付した紙切れが、校正証明書(calibration certificate)なんて表現は馴染まないなぁ。ただの社内検査書でしょ^^;

あっ、トルクレンチで思い出したけど、最近よく見かけるな、"黄帽子"とかで。
「お客様、ホイールナットの締付け確認をお願いします」とか言って、客の目の前で勢いよく[カックン]している若いスタッフを。
おいおい君、そこジワジワだから・・・ワタシャ頼んだこと無いから良いけど。

だけど自分は本当にトルクレンチを、正確に使う自信が有るか?そう自問自答してみれば、正直、う~~ん、かも。
今回改めて思ったのが、バケツに水を入れる際は出来るだけゆっくりやる事、じゃないと正確に量れない。ましてや実際の作業では、遥かに短いレンチで行うのだから。
そんな意味では現在主流のプレセット式より、プレート式の方がコントロールし易いかも。プレート式に根強いファンが居るのも、「分かっている」人達には手放せないんだろうね。

手持ちのトルクレンチが結構使えるヤツって分かったけど、多分今後も目安程度にしか使わないだろうな。
相変わらず最後は、自分の感覚を頼ると思う。

トルクレンチはあやふやな人間の感覚を、数値化させる数ある道具の一つである。
だけど作ったのは、そのあやふやな人間だ。だから・・・

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グリスニップル [650-RS(W3)]

気にならない人から見れば、どうでも良い事がとことん気になってしまう。しかもそれが段々病的に・・・そんな事は無いだろうか。

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不注意から貴重な?単眼リフレクターのレンズを割ってしまった。どうにかならないかと思い(どうにもならないと分かっていても)、欠片を全て集めて保存してある。割った直後は茫然、無残なレンズを拾い集めながら涙、このタイプはリプロも無いと分かりまた涙^^;
欲しがっている人が沢山居るのに、何でリプロもないの?とブツブツ言っても仕様が無い。2眼タイプのリプロを付けてみたが、何だろうこの違和感は。
「STANLEY」刻印がなくても、単眼式でなくても特に拘らない。しかし、この何となく安っぽくて薄っぺらい感じが、とにかく気になって落ち着かなかった。

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ヤフオクで何度も出品されているのは知っていたが、希少価値からか狂気じみた高騰ばかり。たかがテールレンズだよ、なぜ〇万円も皆出すのかなぁ~と半ばしらけてしまい、拘りも何時の間にか冷めていた。
だけどある時、何気なく入札しておいたら・・・良いの?みたいに落札してしまった。無料時代から利用しているヤフオクだが、やっぱタイミング次第はたまにあるな。
勿論、当時物だから納得の上で落札したが、もうちょっと綺麗にしてみようかな、とりあえず今現在走行に支障が出ている訳でもないし。

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改めて写真を撮るのって難しなぁ、と感じた。上側の画像の様に、比較の意味でまず半分だけやってみた。下側の画像が処理箇所のアップ。なんとなく一皮むけたような様子、曇ったガラスをウエスで拭いたみたいになった。
これが無色透明なレンズだったらもっと良く分かるが、まあ、あまりテカテカにしても不自然だね、こんなもんでしょ。

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奥さん!一家に一本でっせ、ホンマに。
別に回し者ではない^^;       が、半分マジ。
定番中の定番で今更だけど、やっぱり使い勝手が良いしリーズナブル。謳い文句の金属磨きは勿論、車の樹脂ヘッドライトカバーの黄ばみ落とし等の非金属にまで、昔から色んな場面で使っている。所謂コンパウンドなんだけど、粒度の変化が分かり易い。
例えば今回のレンズの場合、磨いていくと段々抵抗が小さくなってくる。スベスベしてくるとも言えるかな~粒度が細かくなってくるんだね。
やり方次第では、ステンレスだとほぼ鏡面になるから、研磨剤で言えば「青棒」に相当する感じだ。
磨きが終わってさっぱりしたけど、何時交換しようかな・・・と言いつつ暇さえあれば、また磨いてみたり、ただ眺めてみたり。
でもそんなのが何だかシアワセ^^

話はコロッと変わり。

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グリスニップルである。シーラカンスW3にはこんな優れもの?メンテポートが、スイングアームのピポットに備わっているのだ。今風に言ってみれば、レガシーポートである!
えっ?

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最近のバイクにはこんなもの付いてないもんね。必要無いし、と言うか無いようにしたから。
W3の場合は品番"6"のスリーブに溝が彫ってあるけど、スイングアームがスムーズに動くよう原則ここにグリスが保持される。しかし品番"4"のシールが有っても、この場所は泥水等の侵入を防ぎきれないから、グリスの劣化・流出・そして錆び・の恐れがついて回る。そこで定期的に、画像の赤→からガンでグリスを圧入すると、緑→から古いグリスが出てくるので、新しいグリスが出てくるまで繰り返す。要するに「トコロテン」方式でグリスを入れ替えるのだ!
って言うか、そもそも泥水が入んなきゃよくね?その通りである^^;

今の車やバイクは色んな箇所のシールが良くなり、グリスアップなんてやらなくて良いもんね。昔のはあちこちグリスニップルだらけで、整備士は何時も油まみれだった。整備工場=油の香り、懐かしいなぁ・・・
でもね、下手に良くなったから、不具合が分かった時は、悲惨な状況ってことも多い。定期的なメンテが必要だから面倒くさいけど、逆にグリスニップル式は状況が分かり易いのである!自己慰め・・・

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最終的にはリアホイールも外し、スイングアームを単独にしてみたが、全く問題なくスムーズに搖動した。それで旧グリスの排出が良くなるよう、品番"8"のピポットシャフトを外すまでにしておいた。お蔭で古いグリスがガンガン出てきたが、あちこちグリスまみれになりデジカメを触る気になれず、で、関連画像なし・・・

しかし、この際スリーブ・・・パーツリスにそう書いてあるけど、一応軸受なんだからブッシュとかメタルとかの表記にして欲しいな・・・
それはそれとして。最近は良い含油軸受とか有るし、シールも含め例によって汎用品に換えてしまおうと思いもしたが、やめた。グリスニップルが有るバイクなんて、かえって珍しいから面白いし、グリスアップも何だか儀式っぽくって良いからね。
「機械」って感じが素敵^^

しかし"2"のデカナットには参ったなぁ。チェーン張りで何時も使う32mmのソケットが使えない、と言うかソケットが届かないのだ。確かスカイウェイブのプーリバラシで使った、片メガネが有ったはずなのに見当たらない。仕方なくモンキーレンチでやったが、このナット1個のためにとんでもなく時間がかかった・トホホ。

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エンジンの調子が良くなったし、スイングアームピポットのグリスアップもやったし、ちょっと暖かいので走りに行った。と言っても、すぐ近くの安行から首都高に乗れば、30分程で着いてしまうお台場だけど・・・だってヤッパ寒いし^^;
エンジンがゴキゲンだと、何だか景色が変わって見える。グリスアップの効果はあまり分からないが、状態が確認できて気分的には安堵、これも起因しているのか。
荒っぽいトルクでアスファルトを蹴り、寒風を撥ね退けるように吠えるW3。
やっぱりコイツは有機体だ。

久しぶりの東京ゲートブリッジだけど、クリスマスソング溢れるお台場の辺りは、陽気に誘われてか人もバイクも多かった。

フジテレビ前のおしゃれな通りを、クラシカルなW3サウンドが駆け抜ける師走。


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快適って何だろう [650-RS(W3)]

W3のエンジンは強烈な振動を発する。
相殺って何?カンケー無いね・の360°クランク、マスバランスなんて無視したかのような漢である。それによって醸し出される独特の歯切れ良い、叩きつけるようなエキゾーストノート。それらがW3に惚れる所でもあるけど、ある面では安全運転に貢献しているんだ。
だって痺れるし五月蠅いから、あまり回したくないもんね^^;

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この激震は他にも副作用をもたらすけど、良くも悪くもホント劇薬だな。
だからW3の走行後は勿論、走行中でも何か変だな・いつもと違う音だな、と感じたら、まずボルト類の緩みを疑ってみる。目視では分かり難いので、出来るだけ工具で確実に確かめたいが、慣れてきたら雰囲気で大体ここが怪しいなって分かる。まあ、こまったちゃんの常連さんも居るけど、時々思いがけない伏兵も登場するし、何はともあれ気の抜けないバイクだ。
ちなみに、タンクの[KAWSAKI]エンブレム、ここの留めビスだって緩むんだよ。君はヤンチャな小学生か!もしかしてメガネ女子の学級委員長に「カワサキ君、また名札落としたでしょ」、なんて言われてないか?
もとい
ある時、上画の品番"5"にメガネレンチをあててみたら、「スコッ」って回った。をいをい、ここはダメだってば!止めてよ・・・って言うか「スコッ」て何よ。

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あちこちのはみ出した怪しいシールから、ジワジワとしたオイル滲みは有った。まあ、W3はある程度仕方ないし、古いエンジンはこんなもんだ。しかし、ここの漏れが最近段々と顕著になってきたのは、上記したボルトの緩みによるもの?それとも経年進行によるガスケットの潰れ?
何とも言えないけど・・・振動が無関係とは思えないな。まあ、いずれにしろ発見した以上、このままって言う訳にはいかない。ボルトの増し締めをしよう。
しかし増し締めをすると言う事は、シリンダーヘッドとそのカバー(品番"11")がより密着→カバー内に組み込まれたロッカーアームとプッシュロッドもより密着→ロッカーアーム先端のアジャストスクリューとバルブ頂点の関係が変化(近付く)・・・くどい!(怒
「タペットクリアランスの再調整が必要」、これだけで良いじゃん^^;

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見苦しいシール?ガスケット?更に"17"のキャップからアメーバみたく漏れるオイル。気に入らないなー、とにかく以前のメンテ跡を見る度、そのいい加減で雑なやり方に辟易してきた。
もしかすると良い機会かもしれない。ちゃんとタペットクリアランスも確認したいし、大体こんな所から漏れる事自体が美しくない。
また、関連する全てのボルトを増し締めするには、品番"6"のような隠れボルトも「コンニチハ」させないとね。
とにかくキャップを外そう。

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別になんーも驚かないよ、黄色く見えるのはボンドのG17じゃない?
これってかなり昔から有るけど、多用途と言うかとにかく重宝するよね^^
って、所詮ゴム系の接着剤だし、古くなると殆ど柔軟性が無くなるし。もうバリバリだもん、こんな所に使っちゃダメじゃん・・・

おまけに恐ろしいくらい思いっきりボルトが締まっていた、ここM6だよ。
相変わらず「漏れたら締めよう」の基本姿勢は、分かり易いしブレないし、素敵^^
んな事あるか!たまにはブレてよぉ。

しかし接着剤を塗ったくったのは何で?可笑しいと思わなかった?とりあえずその場しのぎ?
もう、怒りを通り越して漂う脱力感^^;
固着したガスケットや弾力もなくなりこびり付いた接着剤、何度かここを開けた痕跡があるけど、ろくに清掃もせずこれらを重ねたり塗ったりしたね。後が大変なんだよね。
ボルトの増し締めなんて直ぐ終わるけど、コイツ等の剥がしに嫌って程時間がかかる。ケミカルはあまり役に立たないから、結局スクレーパーで地道にやるだけだ。
今回も潔くまずスタッドボルトを抜いた。その方が全然やり易いし、最後は指の感覚や目視で仕上がりを確かめるのに都合が良い。

話はちょっと寄り道。
ワタシャ一応昔からの機械屋だけど、精密加工の分野は主力ではなかったし、工作機械の類は持っていない。相応の設備だって無い、普通の住宅住まいだ。だからエンジンの核心部までは手を出したくないけど、感覚で分かる所は大切にしたく思っている。
”きさげ”と言う技術を聞いた事無いだろうか。
「機械では難しい超精密工作機械や測定器のすべり面や定盤などを、人の技を持って高い精度を作り上げる技術になります」
若いころ老練な職人さんからよく聞かされたのが、「あのさー、今じゃ測定器って色々有るけど、一番最初はそんなの無かっただろ。どうやってそれを作ったんだか分かるか?」だ。
答えはいつも「それは人間の感覚だ。だから機械は人間を超えられないんだ」だった。
まあ現在ではともかく、十分納得できる話だったのを、今でも鮮明に覚えている。

やっと綺麗になったよ、もう!
指でなぞり納得できるまでになった。しかし意地でもこんな所に、液体ガスケットなんか使わないぞ。ごく普通のガスケットだけで、普通に組みたいからね。
手持ちのリプロガスケットセットは便利で良いが、ネット等であまり評判が宜しくない。ここのも例にもれずだが、取付け穴径は8mmもある。相手は6mmのボルトなんだからさぁ・・・まあ良いけど・・・
で、やっぱりシートから作った、穴は勿論6mmのポンチで。ガスケットの形状自体は、ソラシド?製のを型にしたがまずかったな。作り終わってから、現物を型取りすべき原則をすっかり忘れてた。

肝心のタペットクリアランスはIN・EX共に0.05~0.07mmが規定値だけど、ネット上では色々だ。今回はIN0.06mm、EX0.08mmでセットしておいた。
兎に角バラバラで??のクリアランスが、自分なりにちゃんと揃えられたのは精神衛生上も良い。

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やっぱり案の定になってしまった。でかいじゃん、ガスケット。
今回の組み付けに際し、ガスケットには薄くオイルを塗っておいたから、今度は素直に剥がれるだろう。だからまた暇が出来たら美しく直したい。
しかし肝心の漏れに関しては完ぺきに止まったし、タペットを調整したおかげかエンジンの鼓動リズムも軽やかだ。始動性も更に良くなり、暖機途中の500rpm辺りでも粘る。

止まりそうで止まらないアイドリング。
この回転域だと排気音に遮られない、心地良い吸気音の咆哮が良く聞こえる。エアークリーナーボックスを持たないW3は、「シュッシュ、シュッシュ」とダイレクトにそれを響かせ。



W3のアクセルを煽ると、横に置いたのカメラまで震える。何が無くなり今は何が有るのか、社会が求めた故バイクも様変わりした。

癖が強く快適からはほど遠いが、惹きつけて止まない「何か」からすれば、些細なことに思えてしまう。
何時までもアイドリング音を聞いていたい、そこかしこに有機質を感じさせるバイクだ。

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問題は果てしなく続く [650-RS(W3)]

前回、大元のコックの漏れを解消させたが、やはりキャブ自体のオーバーフローも、出来れば笑って済まさずにしたい。
キャブはお蔭で何度もばらしているので、シートやタンクを外すのも手慣れたもんだ。だから両側のキャブを単体にするのに、10分もあればOKである。手慣れたくないが・・・各ジェット類の清掃や油面の調整、シール類の交換等々、勿論フロートバルブの摺合せもやってみた。
でもオーバーフローは止まらなかった。
そんなある時、各部を圧縮エアーで吹いていたら、原因が見つかった。

フロートバルブシート.jpg


ガソリン流入口からエアガンで清掃していたら、画像”24”のフロートバルブシート合わせ面から、微小な泡が出ているのを発見。何度もばらして組みなおしたが、キャブはアルミや真鍮部品ばかりなので、あまり強くは締められない。
昭和48年生まれのパッキンは、「もう隠居させてくれ」と言っているようだ。あのな、俺より十数年以上若いくせにもう少し頑張れ!とは言えず杖・・・じゃなくってバンテージ?で補助してやる事にした。

シールテープを”25”のネジ部に薄く巻いて、再度組み直すと止まった。完ぺきにオーバーフローが^^
シールテープはテフロンなので、ほとんど癒着や固着の心配がない。またばらす時もワイヤーブラシ等を用いれば、結構あっさりと綺麗に剥離できる。

それにしても思いがけない所が漏れの原因だったとは、さすがにw3である・恐れ入った。今回はたまたま見つけたが、普通、パッキン自体からの微量漏れなんかあまり疑わないし、特に外観がしっかりしてるとなかなか分からないものだ。静圧にしろ負圧にしろ簡単にかけられない場所だしね。
本当、コンプレッサーが有って良かったとしみじみ思った。
これで燃料系の漏れは全て解決した!これが普通だが・・・

そしてやり残していたメインスタンドだ。

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ほんとw3のメインスタンドがけは苦労する。最近は特に^^;
ただ、よーく状況を観察してみると、スタンドが接地してから持ち上げに入る最初の段階が、非常に力が必要だしスムーズさに欠ける。で前回、足踏み部アームの角度を色々変えてみたところ、力のかけやすい形状が大体分かった。
これだけでもちょっと楽になったが、まだスムーズさに納得がいかなかった。これはもうフットの鉄板をやりかえるしかない、そこで思いついたのがパイプの輪切りの溶接だ。ウチに転がっていた足場単管を幅(長さ)40mmにカットし、それを切り開いて画像のような感じの曲面にしてみた。
補強を兼ねて「これでもか!」ってくらい溶接ビートを盛り上げ、ちょっとやりすぎたかな?で完成したのが下の画像。
楽になった!思いっきり^^
ほぼ同じ車重のcj44スカブより上げやすくなり、メインスタンドを気軽に立てられるのは嬉しい。

P1020308 (1280x960).jpg


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使っていないカーナビがもったいなくなり、特に必要は感じなかったがw3に付けてみた。ただ、電源を取るのに一般的なシガープラグ設置ではあまりにも大げさだし、大体からして他に使うとしてもスマホの充電くらいだ。だからUSBが一口有れば十分である。
こういう時はアマゾンで探すとやっぱりあった。入力:7.5V~28V ・出力:5V/3Aの中華製 パワーモジュール、なんと国際便送料込で170円!何だかなーもう・・・何も言えない・・・

適当なケースに収め、セメダイン・スーパーXで固めた。十分使えるし壊れても全然惜しくない^^

タコメーターガイド.jpg


あ~ついに来てしまった、タコメーターガイドからの激しいオイル漏れ。
最初ジワジワから段々と大胆になり、アイドリングでW3を停めておくと地面にオイル溜りを作る始末だ。
しかしまあ次々と楽しませてくれるバイクである。

もうしょうがないなぁ、と言いながらバラすのだが何だか様子がおかしい、と言うか尋常じゃないトルクでガイドがねじ込まれている。をいをい!相手のクランクケースはアルミだぞ、どうしてそんなに何かのカタキみたいな締め方をする?
しかし直ぐその理由が判明した。とにかく安直に漏れを止めようとした様子がありありと分かる。品番”15”と”17”が完全に逝かれているのに、シールテープを兎に角しつこく巻き、更に「思いっきりねじ込んで止めました」だ。
いい加減にしろよ!
シールテープは微細な隙間へ繊維状に潜り込み、直線方向にはとてもしなやかに対応してくれるシール材だ。ただ弾性はあまり期待できないし、必要以上に巻いても意図する箇所以外の場所へ、逃げるように伸延してしまうだけだ。結果、状態の悪に場所にいくら巻き重ね締めても、加えた力はシール材を逃がしているだけになる。逃げたシール材は自ら戻ってこない。
シールテープなんて名から、期待を大きく持ってしまいがちだが、あくまで「補助」と考えるブツだ。基本は良好なメタルタッチが無ければダメである。使い方さえ間違ってなければ、頼りない単純なテープに見えても、平気で1Mpaの圧に耐える。こいつが長年姿かたちを変えず、愛され続けた所以だろうな。

えーっと、とりあえず一個数十円のOリング4個で、完全に漏れなくなったよ・(誰だか分からない)力技大好きさん。
ついでに”9”のOリングも交換しておいた。ここも手持ちのP-12に。

P1020305 (1280x960).jpg


W3の純正消耗品なんか全くあてにしていないので、原型をとどめていない”15”が本来どんな形状をしているか分からないが、ちょっと変則的なOリング使いでしのいだ。
本当に軽く締めるだけ、極端に言うと手締めでもOKだ。ただ緩み止め程度に工具を使う。
基本はOリングの弾性を最大限発揮させること、決して単純に「潰して・圧接して・変形させて」シールさせる考えはご法度だ。
それがある程度正しい方法なのは、誤解を恐れず言えばグランドパッキンくらいかなぁ。今では産業用ポンプの回転軸部に見かける程度だけど、まあ、これはこれでちゃんとした理由があってのシールだ。

そして次に、画期的な大発見(んな大袈裟な)をしてしまうのであった。

インシュレーター.jpg


最近、段々とエンジンの調子が優れなくなってきた。エンジンの始動性・暖機時の不安定・時々片肺・アフターファイアー・未燃焼ガス臭い排気、なのにやたらノッキングする割にプラグが死んでしまうほどの生ガス・等々、しかし走り出してしまえば何事もなかったかのように絶好調の場合もある。
要するに症状が安定しないと言うか、天候・気温・W3様のその時の気分?で全然違うのだ。キャブは何度も弄っているので、まずは点火系を当たってみる。
ガバナー(ちょっとガタが有った)を掃除してグリスUP、ポイントギャップや点火時期を何度も調整した。そしてこの際だから硬化した配線を、新しいものに取り換えておいた。
アイドリングはかなり安定したが、そこに行くまでまだ不安定な挙動、なんなんだろう・・・

始動後スターターを戻しぼんやりとW3を眺める。
そんな時インシュレーター部のちょっとした汚れが気になり、何気なくパーツクリーナーを吹き付けると・・・
アイドリングが元気に上昇した、これは2次エアー吸い込みに違いない!
前々から可能性の一つとして考えていたことが、ここまで明白に現象が発生すると何だか嬉しい。よし、直してやるぞ。

ちなみに、厳寒時の始動に補助としてスターティングフルードはとっても有効だが、そんなあまり見かけない高額商品は必要ない。ごく普通のパーツクリーナーで十分である。ウソみたいに簡単にエンジンがかかるから、ついこれに頼ってしまう。だって楽だもん^^;

もとい
2次エアー吸い込みが有ると分かれば、もう速攻でバラしモードに突入だ!

P1020332 (1280x960).jpg


P1020330 (1280x960).jpg


はじめてコイツのインシュレーターを剥がしてみたが、恐れていた通りエンジン側の”29”はかなり酷く張り付いていた。40年以上密着していたガスケット君は、最早もうヘッドさんと一心同体状態。ガスケットリムーバーを使おうが二人の仲は裂けない、これは地道にスクレーパーでコツコツやるしかないな。
しかしその割にガスケット上下部(一番取り付けボルト部より離れた個所)は、カッターの刃がスッと入ってしまうし、簡単・綺麗に分離した。ここらからエアーを吸っていたのだろうが見え見えだ。

案の定ガスケットより柔い?アルミをちょっと傷つけてしまったが、所詮ここは殆ど大したことない負圧がかかるだけである。エンジンのヘッド部なんかだったら、ガラス板+耐油サンドペーパーの出番(ワタクシ、オイルストーンは使わない)となるかもだけど、一応液状ガスケットを塗っておいた。インシュレーターだけを軽くナット締めし、内面のはみ出しは均しておいた。これで十分でしょ。
だってごく普通のガスケットを入れて、ボルト2か所で止めるだけの構造なんだもんね。

とりあえずキャブ側のOリングも新品にしておいた。CBX(こいつも30歳以上)の時もそうだったが、古いバイクの不調は複合技でくる場合が多い。
しかし機械は正直だ。一つ一つを本来の状態に戻してしてやれば、ちゃんと応えてくれる。目的が達せられるなら方法は色々、特に古いバイクは部品が無いからね。
ただテキトーはダメよ^^;

エンジン始動~暖機~アイドリング~加速減速~定速走行~(ブン回し)等々、完全復活だ!タバコが旨い。

改めて思った、エンジンの鼓動を感じつつの信号待ちが、一番W3を惚れ直す瞬間なのかも知れないと。

でも君のゴキゲンは何時までなの?

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