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w3燃料コック [650-RS(W3)]

「手間のかかる子ほど可愛い」
勿論子供でも動物でもないが、例によってw3の事である。可愛い?うーん、愛着って言った方がまだしっくりくるかな・・・
ただ無暗に・本気で怒れない、って言う点では似ているかも。いや、w3の場合それが楽しみの一つだ。しかし今度は何だ、なぜこんな所(キャブフロートチャンバーのオーバーフローパイプ)から漏れる?
勿論コックはオフにしてあるので、いわゆるキャブのオーバーフローなのもある。ただ基本的にコックがオフであれば、漏れてはいけない場所であるのは間違いない。
まあw3の場合、キャブからのオーバーフローだけの場合であれば、ある程度笑って許されるのだが^^;
よしよし、おじさんがオジサン?の面倒をみてあげるからね。

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男の体臭と言うか、何時もオイルやガソリンの匂いを漂わせる漢。しかしここまで来ると”おもらし”であるし、それも何より危ない。この先の季節空気が乾燥し、静電気なんかも発生しやすくなるし。

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w3の儀式?の一つとして、走行後は燃料コックOFF、キャブのフロートチャンバー内を空にする、通例だ。しかし2・3日後、オーバーフローパイプから失禁するようになってきた。単なるオイル漏れとは違いこれはまずい、早急に何とかせねば。

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まずはタンクについているノーマルコックをばらしてみるが、一見特に問題が無いように見える。

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問題はこれだ。中に入っている、ON/OFF/RESを切り替える要になるプラスチックの”コマ”に、幾筋もの溝傷が出来てしまっている。私のw3のタンクは防錆処理をしてあるし、また、コックの先端に付いている(タンク内に挿入される部分)フィルターもしっかりしている。それでも40年以上使われると、やはりこのような経年変化は仕方のない所だろう。
しかしどうする。オークション等で純正品は入手できるが、これがもうバカ高い値がつくし、勿論普通のルートではモノが無い。
色々調べてみるとz2系のコックであれば、タンクとのねじ部が合いそうだ。z2用は色々なタイプのレプリカが出回っているが、一番純正品に近いこれが見つかった。
よし、ここは試してみるしかないだろう。

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いくらz2用とは言え純正品はこれもまたとんでもなく高いし、またそれを使うのであれば面白くもなんともない。しかもz2用コックの場合は、燃料取り出し口の方向が90°違うしその径も少し太い。
だからこれは純正の何分の一かで入手できる、いわゆるレプリカ品である。燃料パイプの取り回し等を変更すれば、普通にこれだけ使って解決だが、外見はあくまでもw3でなければならない。
だから狙うのは中にある”コマ”だけだ。

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しかし世の中そんなに甘くない。全くのレプリカに見えるが、内部をバラしてみるとビミョーに寸法が違うのだ。だからこの”コマ”をそのまま流用するのは不可能である。まあタンクに付くことは間違いないので、何かの時にアッセンで使おうと決めた。
ようするに当り面が綺麗になれば良いので、それでノーマルの”コマ”を摺合せしてみることにした。このような細かい傷を整えるのであれば、コンパウンドから始めるのが常套手段である。と言えば、やはり金属磨きのメジャー「ピカール」が思い浮かぶ。こいつは金属は勿論だが、車の樹脂製ヘッドライトの曇り取りにも抜群の効果がある。これを”コマ”に薄く塗りつけ、大体3回ほど摺合せした。勿論左右とも。

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ついでに各部を清掃し、この際やってみたかった全てのパッキン交換もした。ただ私の場合と言うか主義と言うか、当たり前にあちこちで売っている「バカ」高いパッキンなんか使わない。そう、汎用品である日本工業規格・JISのごくありふれた、しかもメチャ安いもので代用させてみるのだ。
画像上からP-18・P-10A(これは代用品でも何でもなくそのもの)・P-22(P-22A最終的には一回り太いこっちが良かった)、すべてガソリンOKの材質NBRである。
どれもモノタロウなんかで買えば一本うん十円の単なるOリング、今回はちょっと急いでいたのでホムセンで買ったがそれでも1台分で500円程だ。
使い方のキモはとにかく締めすぎないこと、Oリングの弾力を最大限生かすことである。締めこんで行って漏れが止まったな、から、ほんの心持締めれば十分だ。少々不安になるくらいで大丈夫、w3の強烈な振動で今まで緩んだことは無い。ちなみにこれに変えて数か月、走行約1000KMだが問題なしだ。

おっと、本題のコックからの漏れ、これも一発で漏れが解消した。
また何時か、傷が深くなる前に摺合せをやる事にしよう。