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あけてびっくり [バイク・クルマ]

主要な部分をほぼ分解し終わった。

これでテーマを決め、それぞれのブロックに対し本格的なレストアに移れる。例えば、フロントホイールをやろうと思ったら、ブレーキディスクを外しベアリング部を分解、その上でキャストホイールの錆落しなんかが出来るわけだ。

しかしその前に、分解しながら気が付いた要交換パーツをオーダーしておかなくてはならないのだが・・・正直予想以上に酷い箇所があった。まずはエンジン。シリンダーとヘッドの間、及びヘッドとカムカバーの間、それぞれからオイルの滲みが見られた。これはパッキンの交換が必要だ。しかし、どうせバラすなら、燃焼室の清掃やバルブの当たり具合なんかも見ておきたい。

次にフロントブレーキ。これは内部の深いところまで腐食が進んでいて、ブレーキピストンまで交換が必要な状態だ。使えるのはケース類くらいで、出来ればホースも全部取り替えたい。

更にここまでとは思わなかったのがステムベアリングだった。

これは一番目画像の赤丸部分を真上から見た、フレーム側に圧入されたボールレースの状態だが、はっきりとした打痕が幾つも見られる。しかも何故かアッパー側のみの現象だった。もうこれでは交換しなければならないのは確かだが、どうもこの単なるスラストベアリングに信頼が置けない。出来ればテーパーローラーベアリングにしたいし、かねてよりバイク用として専用品が市販されているのは知っていた。

ここでちょっとベアリングについて。

バイクはもとより車や電化製品等、あらゆる工業製品の回転・直線運動に幅広く用いられているパーツがベアリングだ。詳しくはリンクを参照にして欲しいが、普段はまずお目にかかれない機構内部で、非常に重要な働きをしている。一番ポピュラーなのは良く聞くボールベアリング(深溝玉軸受)だろう。この種類一つをとっても、発電所のタービンシャフトに用いられるどデカイのから、CDを回すスピンドルに組み込まれている極小のまで、実に様々な大きさやパターンがある。とにかく日本の工業、特に自動車産業がここまで隆盛を極めた原点は、優秀で安価なベアリングを自国で造れるようになった事にある、と言っても良いくらいだ。

目立たないけどすっごく重要なパーツなんだ、ベアリングって。

しかしな~有るといってもバイクの専用品って高いのね、やっぱし。この調子で行くと、完成までにどれだけのコストと時間がかかるんだろう・・・


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親切?なマニュアル [バイク・クルマ]

やっと本格的にXJのレストアを始める事が出来た。

前回のここでお知らせしたように、まずはエンジン関係から取り掛かろう。とりあえずエンジンを車体から降ろし、不具合箇所の確認やその対策を考えることにした。何度も読み返したバーチャルレストアの友、サービスマニュアルを傍らのに置いての作業となる。気合一発!分解開始だ。

ちなみに

これはマニュアル§3 エンジン編の”エンジン脱着”項内、「エンジンの取り外し」作業にある●マフラの取り外し・から一部抜粋したものだ。外すパーツ順に写真が並べられ、それぞれに関係するボルトの位置が示されているし、必要に応じパーツ名も記入されているという判り易さだ。しかも「注意:走行直後の取り外しは・・・」とまで、心憎い(お節介な?)配慮が隅々まで行き渡っている。まあ、バイクなんてマニュアルがなくても、殆ど自己流でいじるのが当たり前の自分だったが、こうやってマニュアル通り進めるのもまた一興じゃないだろうか。そう、今回は時間をかけ、マターリと楽しむつもりだ。

最初のうちは「なーんだ、別にここの次があそこでなくてもいいじゃん」なんてマニュアル様にケチを付けていたが、「だめだめ、今回はマニュアルも含め楽しむんだから」と、あくまで手順をマニュアルに従わせた。杓子定規も有る意味面白いしね。しかしこんな感じで作業を進めていると不思議なもので、マニュアルに何の疑問も抱かなくなっていく自分であった。

そして関係する全てのパーツを外し終えると、「エンジン取り外し」の最後はこんな説明で完結する。相変わらず親切だ。取り外し前に確認を促すなんてね。確認を終えジャッキアップ、写真通りにフレーム右側からエンジンを引っ張り出そうとしたが・・・重い。めちゃくちゃ重いのだ。はっと我に返ること瞬時、あったりめーじゃないか。仮にもインラインフォーの750ccエンジンだよ、一人で持てる訳がないってもんだ。どう軽く見ても80kgはあるだろうし。頼むよマニュアル様、「注意:走行直後の取り外しは・・・」と書くくらいなら、せめて「注意:とっても重いよ」くらい書いておいてよ。もしくは二人で作業する写真を使ってって。

あっ、こんな注釈でも良いけどね。「注意:写真の作業員は怪力なので、良い子はまねしないように。一人で無理すると腰を痛めるか、エンジンが転落します。」

で、諦めた、素人力は。大きな脚立をバイクにまたがせるようセットし、エンジンの適当な箇所にロープを掛け、レバーブロックで引き上げておいてフレームから引きずり出した。後はホイストでこんな風に、楽々と好きな所に移動だぜ~。

ついでに簡易エンジンスタンドを作りセット!台車に乗せて宅配も可能です。

しかしこうやって見るとバイクって、今更だけどエンジンとタイヤだけだね。本当にシンプルな乗り物だ。

 


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