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スイングアームピポット [ST250E(NJ4AA)]

汎用品探しは観念した、どうしても同等品が見つからなかったから。

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多分・・・みたいな物は有ったが、寸法に微妙な違いがあった。
スズキの純正部品も値段的には妥当な所だが、チョッと悔しい気がしていただけ。
だからどんなのが来るか、半分楽しみだった。

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品番2のブッシング、大体想像していたものだ
純正品のサイズは内Φ20外Φ27長さ28だから、やっぱりスズキの特注品なのかな。

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品番3のこれも同様だ。

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部品も揃ったし分解に入る。品番10のナットは問題なく緩んだが。

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品番8が酷い固着でびくともしない。
年イチ登場の秘密兵器だ!車のタイヤ交換用に買った、安物インパクトだけど。
こいつはもう10年以上前に買ったものだが、いざという時、本当に頼りになる奴だ。

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やっと抜くことが出来た。この先が思いやられる。

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案の定出てきた更なる固着。
簡単に抜けた品番5スペーサーを使い、押し出す様にするしかない。
ミイラ取りがミイラにならぬ様、叩き出しては回転、また叩き出し回転、させていると・・・

問題児が手で回るようになると、あの「キコキコ鳴き」が再現できた。
これだ。

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次は品番2の叩き出しだ。
12.7sq.エクステンションバー がちょうど良い寸法、これを使うと素直に抜けてきた。

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こうして外した部品を並べてみると、品番4スペーサーが「鳴き」の元凶だ。
樹脂製であろうブッシングは、再使用出来そうなほどの状態だった。

折角新品を用意したのだから交換したけど、品番3の劣化による影響が及んでいるのは、金属スペーサーが主だ。

スペーサーはスコッチブライトで錆を取り、滑らかな動作に戻ったから再使用だ。。

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何となく見えてきた。
品番7は単なるカバーではなく、シールが埋め込まれていたから。
何かを決して侵入させたくない、メーカーの考慮を感じさせる。

品番2の様なオイレスベアリングは、別名、自己潤滑性軸受とも称される。
要するに、幾重にも設けられたシール類の主目的は、水やダストからの防御だ。
内部の何かからの漏洩は、重視されていない。
大体ピポット内にグリスは、防錆程度しか無かった。
ブッシングは無給油でOKだ、それどころか無給油を前提にしている。
ニードルやボール等の金属ベアリングは、油膜が無くなれば即アウトだけど。

ただ、完全に樹脂で内部品を構成できない以上、大敵である水を遮断していようとしているだけだ。
だからシールが経年劣化すると、今回の様に錆びたスペーサーが「元凶」になる。
が、決定的ダメージになることは、軽減されている気がした・・・たぶん。
「キコキコ鳴き」が警音みたいな気がするから。

ニードルベアリングはブッシングに比べれば、接触面の少なさ故、抵抗の少ない作動が得やすい。
先日の例えで上げたように、岩を運ぶには「ころ」が使われたものね。
しかしそれを維持し続けるには、相応の対処が必要だ。

線接触軸受の光を維持するよう、影に相当するメンテはそれなりになる。
レースでじゃない、STは公道で使うバイクだ。

グリスをたっぷりと詰め込むのは、もう時代ではなのかも知れない。
もし次の機会が有ったとしても、ブッシングを使うこのスタイルを選ぶと思う。
新品のシールと、防錆用にごく普通のグリスを少量用意して。

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新品と並べると、ダンパーのヘタリは明らかだ。

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パーツリストに詳細データが載っていないので、現物確認しJIS規格の呼び番号を記入ておいた。
それにしても当たり前の様に、シールベアリングが使われている。
メンテで必須だったグリスUPの必要な、オープンタイプは全く見かけない。
ベアリング自体のシールも、信頼性が上がったんだね。

ここでもグリスは、防錆対策程度に使われている。
肝心のベアリング内に保持されているから、グリスたっぷりは必要ないのだ。
逆に入れたくても、入らないしね。

軽い清掃だけで終わってしまう。
ベアリングに問題が出たら、即交換!

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スイングアームのオーバーホールは、グリスまみれが当然だった。
脂ギッシュな熱血漢は避けられる?清潔感溢れるさわやか君が好まれるのね・・・

綺麗なものだ。

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試乗してまず感じたのは初期動作の軽快さ、路面の軽い凹凸にも素直に追従する。
またダンパーの交換で、トルクショックもかなり軽減した。
不快な乗り心地とギクシャク感が解消され、本来のSTが戻ってきた。

でも・・・
グリスは単なる防錆剤、シャフト類に塗るそれと同じ使われ方が増えた。
グリスガン?何それ?  今や無用の長物なのか。

えー、マフラーも交換した。



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